2012年5月21日。
都内では173年ぶりという金環日食を
子どもだちとワクワクしながら
観測したのを覚えています。
2024年4月8日。
思いがけず、今住んでいる場所で
皆既日食を体験することができました♪
今か今かと待ちわびていると
徐々に薄暗くなり、風が吹き
気温が下がり始め…
先ほどまでの青空が
まるで夕暮れ時のよう。
完全に太陽が隠れた瞬間
地平線はほのかに明るいのに
真上の空は真っ暗に。
空気が重く、少し不気味な静けさ。
気温はさらに下がり
太陽の温かみが感じられなくなり
辺り一面が神秘的な雰囲気になりました。
そしてわずか数分後には
再び太陽の縁が現れ始め
一瞬にして昼の明るさが戻ってきました。
通常の日常とはまったく違う世界観。
宇宙の壮大さと美しさに改めて感動し
私たちが日々実践しているヨガと
この天体現象の深い関係を感じました。
●光と影
太陽と月が重なり、一時的に暗くなる現象は
ヨガの二元性の概念を体現しています。
喜びと悲しみ、活動と静止、
抗うことと委ねること…
自然界だけでなく、私たちの人生にも
相反する要素が常に存在します。
ヨガは、この二元性を受け入れ、
両方のバランスを取ることで
充実した人生を送れる
ということを教えてくれます。
●内なる光の力
日食の最も暗い時でも、
太陽の光は輝き続ける。
私たち一人一人の中にも
消えない内なる光があることに似ています。
ヨガは、アーサナ、呼吸法、瞑想、
ヤマ・ニヤマという倫理的規範と自己規律の
実践を通して、この内なる光を輝かせ、
私たちの道を照らし、自己実現へと
導くことを助けてくれます。
2035年9月2日。
日本では、北陸から北関東で
皆既日食が見られるそうです。
今から11年後。
みなさんはその頃どこから
お空を見上げているでしょうか。
月が通り過ぎれば
隠れた太陽は、再び現れる
暗闇に包まれている時でも
内なる光は消えることはなく
再び明るく輝き始めます。
どんな困難なことがあっても
明るい未来を切り開くための道を
照らし続けていきましょう 
ベーシックヨガ
火曜日クラス
5月 7日 9:40-11:10
5月14日 9:40-11:10
5月21日 9:40-11:10 9:00-10:30
＠南町コミセン オンライン
5月28日 9:40-11:10
※全てオンライン参加可
パーソナルヨガ
@オンライン
※場所により対面も可
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