今日も秋晴れで、気持ちが良かったですね~。
キウイが美味しそうになりました。
夏はキウイの棚が日よけになり、秋はビタミンを提供してくれる
農薬もいらない、手間のかからないありがた~い、キウイ。
食の安全性が問われる昨今、自分の家やご近所からお野菜や果物が調達できれば、サイコーに素敵。そんな頂き物には心から感謝です。
さて、かれこれ10年位前にエコの勉強をしていたとき
「ディープエコロジー」と「シャローエコロジー」
と言う言葉を教わりました。
ディープエコロジーとは本質をついたエコであり
シャローエコロジーとは、
リサイクルを代表にするエコのようでエコでないエコのつもり活動。
実は地球に優しい生活と思ってやっていることが
シャローエコロジーである確率は高い。
「偽善エコロジー」
と言う本がとっても売れてました。
これは、シャローエコに対して注意を促す内容です。
いくつか感単に抜粋すると…
割り箸追放→端材の使い道が消え、森林荒廃
食品トレイリサイクル→技術的に出来ずほぼ焼却
古紙のリサイクル→漂白や廃液処理で石油を使い、環境悪化
自動車燃料をバイオエタノールに→作るのに同程度の石油を使う
レジ袋をエコバックに→石油の消費量が逆に増える
上記だけのシンプルな言葉では簡単にすべて伝え切れませんが
要は、賢くならないといけないってことかなと思う。そのエコは本当にエコなのか、企業の儲けなのか、
自分の行動は、ディープなのかシャローなのか。
私、思うのです。
大量生産、大量消費という考え、安易に安いものを求める行動を改めずに、本当のエコはできない。
最近、その風潮が少しは和らいでるかなって思うのが、ちょっとうれしい。
著者が最後におっしゃっていることに共感しつつ引用しますね。
「リサイクルより物を大切にする心を」」
「心が満足していると物は少なくてすむ」
「マスコミや政府から情報を受ける側(私達)は、安易に鵜呑みせず、どんな情報に対しても「なぜそう言えるのか?」という問いかけを一度投げかけてみることが大切だと思います。」
要はハート(ココロ)ってことかなぁ~。
いろんなことに優しい気持ちを持てたら、
自分のことだけや自国の事だけでなく、他国、動物や植物、魚、海、川、思いつくものすべてに対して、優しい気持ちと想像力が持てたら…。
例えば、スーパーに並ぶお肉を見て、生きていた動物の姿と、殺される姿が連想できるか。
安い輸入品を見たとき、現地の人が正当な収入、労働環境の下に本当にあると思えるか。
髪を染めたり、シャンプーや洗濯、流したお水は海に住む生き物にどんな影響を与えるのか。
革靴、革鞄、毛皮etc…生きていた動物を連想できるか。
動物園にいる動物は、幸せなのか。
毎日大量の食べられるものが捨てられている、輸入した量とほぼ同量を捨てているこの国で自分に出来ることは何だろうかと…。
チョコレートの存在の裏にある過酷な児童労働。
牛乳のために無理やり妊娠を繰り返させられ、子に飲ませることなく乳を搾られる乳牛とそのミルク。
コーヒー、紅茶、バナナ、換金作物って何なのか。
安い輸入食品と、衰退する日本の農業。
等々…。
そんなこんなを思うと、自然と生活や買い物、考え方がシンプルになってっくる。
自分ひとりくらいいいやって思わず。
自分ひとりだけでも。って思うのが私流。
もう、ちょっとだけ、
もうちょっとだけ「愛」があれば地球が変わる。
明日は今日よりまた少し「愛」が増えるように。
私は私に出来ることをしよう
こちらはキウイのお花。↓