春とヨガと日本茶の会 | ヨガと日本茶のある生活 ~風を通して 心を軽く~

ヨガと日本茶のある生活 ~風を通して 心を軽く~

慌ただしく流れる時間に足を止めてホッとひといき。
仕事を頑張りすぎるアラサー女子のために、
ヨガと日本茶を組み合わせたなごみの時間を
提案するヨガインストラクターのブログです。

みなさま。ご機嫌いかがでしょうか。

ヨガインストラクターで日本茶アドバイザーのまるやまゆみです。

私のブログを目に留めていただきありがとうございます。

 

  花粉の季節がやってきた

花粉症の方にとってつらい季節がやってきています。

 

2月下旬くらいから花粉が飛び始めたようで、天気予報でも花粉の飛散情報が流れるようになりましたね。

パート先の病院でも、花粉症の薬を処方してほしいと受診する職員が増えています。

 

私は、ありがたいことに花粉症とは縁のない生活を送っております。

しかし、春先はクシャミや鼻詰まりなど花粉症かと思うような症状が続きます。

 

「それ、花粉症じゃん!」と思われた方もいるかもしれません。

巷で見かける花粉症を否定する痛い人だと思われたでしょう。

 

一度、医者から花粉症を疑われてアレルギー検査をしたことがありますが、見事に全く何のアレルギーもありませんでした。

 

 インドの伝統医療

インドの伝統医療・アーユルヴェーダの考え方だと春先に気管支症状が出やすいとされています。

それを説明する前に、まずは基本的な考え方を説明していきます。

 

アーユルヴェーダでは体を支える3つのエネルギーがあると考えています。

 

 トリドーシャ

  • ヴァータ…風のエネルギー
  • ピッタ …火のエネルギー
  • カパ  …水のエネルギー
この3つのエネルギーが均衡を保っていれば全く問題は無くて、むしろ良い影響が出ます。
 
しかし、どれかが増え過ぎてエネルギーのバランスが乱れると体に悪影響が出ると考えられています。
エネルギーのバランスは、食事や日常の生活態度、そして時間や季節によって変動します。
 
例えば、ヴァータは風のイメージそのもの。
エネルギーのバランスが取れている状態なら活動的で行動力が生まれるのですが、増え過ぎれば気分が変わりやすく、落ち着きがなくなります。
 
冷たいもの、苦いものを摂り過ぎたり、秋から冬の季節、そして老年にヴァータのエネルギーは増えやすくなります。
 

 春に気管支症状が出るインド的理由

アーユルヴェーダでは、春にカパのバランスが崩れやすいとされています。

 

冬の間に溜まったカパが春に溶けだすらしく、それが鼻水や目やにとして現れるらしいです。

 

つまり、冬の間にカパを貯めないように生活することが一番の対策とのこと。

具体的には、体を冷やさない、なるべく運動する、脂っこいものや甘いものを摂り過ぎない。

また、食べすぎもカパを増やすので、腹八分を心がけます。

 

私はそもそもカパが増えやすい体質。そして、気づけばカパが増えやすい生活。

 

脂っこいものも甘いものも好きだし、ヨガ以外の運動はほとんどしません。そしてなぜか裸足が好き。

 

だから、春にはクシャミや鼻水が止まらないのか…。

 

 春って埃っぽい

春は高気圧や低気圧が交互に日本付近を通過します。

 

高気圧がやってきて、気温が上がると空気が軽くなり上昇する。そこに空気が流れ込んでくる。

つまり風が吹きます。

 

日本海側で低気圧が発達すると強い南風が吹きます。

立春から春分までの間に初めて吹いた強い風(風速8メートル以上)のことを春一番と呼びますね。

 

更に、春は黄砂も流れてきます。

春になって砂漠地帯の雪が解け、強い風に乗ってやってくるとされています。

 

何かと気管支にダメージを与える現象が春に起こりやすいと言えます。

 

 日本茶で花粉症対策

花粉症の時期に注目されるお茶がありました。

 

べにふうきという名前を聞いたことがあるかもしれません。

このお茶、元々は紅茶用の品種でした。

 

このべにふうきには、メチル化カテキンというアレルギー症状を緩和する作用がある成分が含まれています。

そして、紅茶より日本茶として加工した方がメチル化カテキンを摂取できるとして一時期話題になりました。

ちょうど、私が日本茶販売店で働いていた頃です。

 

 

 

 

 

ペットボトルでも販売されたりもしていましたが…。

今はあまり見かけないですね。

 

まぁ、日本茶で飲むとだいぶ特徴的な味なので…。

私は好んで飲むことはありませんでした。

 

次回は、べにふうきについてもう少し細かくお伝えしたいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

また、読みに来ていただけたら嬉しいです。

それでは。