今日も自宅でのヨガクラスを終えてから、
ドリフ劇場並みなカレー屋さんランチタイムの店内・・・。
ご来店くださった皆様、ありがとうございました🙏🏽✨
今日はテイクアウトのご対応で大きな間違いを・・・。
お客様からは『問題ない』とお心くばりの言葉を頂きましたが、
一食一食は誰にとっても大切で、もしかしたら何か特別なお食事だったかもしれない。。。。
食の大切さを何より大事に思っている私だからこそ、重ねて心よりお詫び申し上げました。
そして
今一度サービスを徹底しよう!と気を引き締めました。
忙しい時こそ、落ち着いて。
何より笑顔を忘れずに!
今後ともよろしくお願い致します🙏🏽✨🌈💗
そんな本日の賄いは、大好きなダルカレー(お豆のカレー。当店では4種類のお豆をブレンドしています)。
それに、
ネパール人賄いの『ダル』(インド・ネパール圏の方が召し上がる、日本人でいう『お味噌汁』のような位置付けのスパイシーな豆スープ)が付いてくる、という、、、
どれだけお豆が好きなんだ😂😂😂.
ダルカレーって・・・.
それに関するブログはこちら!
また『ダルカレー』では無い『ダル』は
ルールがないのがルールのような・・・
まさしくネパール人の彼らそのもの!笑
その時によってお豆の種類も色々。
小豆だったり
空豆だったり
黒目豆だったり。
挽き割りのお豆を使うと、お豆の原型は無くなりポタージュのような食感に。
ジャガイモや、その時の季節の野菜を加えてカサ増しすることも。
シンプルゆえに作り手によって全然味わいが変わってきます。
オーナーが仕込む時は、
(コロナ前の写真につき、ノーマスク😷でございます)
贅沢に自分の好きな素材をがっつり入れるので
日本人の私でも躊躇するような値段の高品質な煮干しが入っていたり、素材が豪華!
そんなオーナーの、素材に対するこだわりを聞き、彼の手食の姿を眺めながらのまったり賄いタイムは本当に至福💗
ツンデレシェフが仕込む時は
彼らしくスパイシー感ばっちり、
赤唐辛子のガッツリ感はもちろんのこと
彼はトマトと青唐辛子が好きなので多めに
入っています。
体は大きくて、一見迫力があるけれど
気は小さくて、
よく暴言を吐くくせに、
根は優しくて涙もろい、
いつもユーモアたっぷりのシェフが仕込む時は
色合いや
盛り付けに凝る。
まんまるに盛り付けたターメリックライスに、青唐辛子が刺さっています。。。
そして今日のダル担当は、
最近一緒に働いているインド人のジェントルマンなシェフ。
真面目で寡黙、仕事が早い。
普段からヨガもするそう、
(よくヨガの呼吸法やマントラの話で盛り上がる!)
健康志向が強いシェフが仕込むダルは
レモン多め&減塩タイプ。
今日はたまたま彼も一緒に賄いタイム、
同じテーブルで食事だったので
彼に『बहुत स्वादिष्ट(bahut svaadisht)😉』(ヒンディー語で『とっても美味しい!』の意味)と伝えたら.
照れながら嬉しそうに『本当に??お代わりして!』ニヤけてる。いい笑顔だね!
これは余談ですが、、、
お店でお出ししているカレーも・・・・
シェフによって味が微妙に違います😳😳😳
もちろん、基本は一緒ですよ!
お客様には感じられないと思います。
全てのカレーにおいて
それぞれの作り方も、
基本のソースたちも、
同じように作っています。
でも
毎日賄いで食べ続けていると、
また
彼らシェフ(仕事のオペレーション上、一人一人専門の担当がありますが、全員がカレーを作れますし、タンドール窯も扱える技術人です)それぞれが仕込んでいる時の姿を見て
火入れや鍋の振り方、お玉の動かし方などの微妙な違い、
その違いから醸し出される香りを毎日嗅いでいると・・・
そのシェフたちの
微妙な微妙な違いを
感じ分けることが出来てきます。
これは・・・
私の以前の仕事『ソムリエ』柄、
嗅ぎ分けてしまう本能のようなものかもしれません☺️
先日、いつもの賄いタイムになり
賄いカレーを仕込んでもらっている間、
私は別の用事があって
仕込んでいるところを目にしていない日がありました。
いつもはお店のカレーを仕込む担当のツンデレシェフが、
同じようにカレーを用意してくれるのですが
ひとくち、口に含んだら・・・
私『ねえ、今日のカレーあなたが作ったんじゃ無いでしょ?🙄』
ツンデレシェフ『・・・。』
多分・・・🤔🤔😐
これはオーナーだな。
私『これ、オーナーが作ってくれたんじゃない?😎』
ツンデレシェフ『・・・なんで判った?😳』
ハイッ、正解♡♡♡
判るよ。
シンプルな違いを感じとる感性を
アンテナを
常に感度良くしていたい。
それが
より自分が心地良く生きる大切なツールとなるから。
シンプルなものにこそ
その違いを感じとるものが沢山ある。
だからこそ
嘘はつけない。
シンプルに研ぎ澄まして
自分の心に嘘がない人生を。
misako