【ヨガにおいての呼吸】 | ヨガ メディテーション アカデミー 札幌 公式 ブログ

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こんにちは😊

身体の先生かおるです🌱


ヨガではよく呼吸を大事にしましょう!

と言いますが、多くの人が抱く疑問。


「ヨガとストレッチって何が違うの?」


ヨガの経験がない人にとってはどちらも大差がないように見えますよね。


実はヨガとストレッチとの大きな違いは動きと呼吸を連動させていること。


ヨガの呼吸は、息を吸うときも吐くときも鼻で行うことが基本です。


体を動かしているときや、ポーズを取るときに息を止めることはNG


呼吸によって、カラダの気、つまり血液やリンパなどが流れ、心身とものリラックス効果が期待できます。





〈呼吸の重要性〉


ではなぜここまで呼吸はヨガにおいて重視されるのでしょうか。


人間の呼吸は1日でおよそ20000~21000回の呼吸を行っていると言われます。


呼吸は、酸素の吸収・二酸化炭素の排出・排毒をしながら、体内の新陳代謝の促進しています。


「息をすること」がそのまま「生きる」という言葉になったと言われるほど古代から「息」は重要なものとして考えられていました。


呼吸器官は、手や足と同じように自分の意思でコントロールすることができ、より良い正しい呼吸の仕方(呼吸法)を訓練して身につけることで健康な心身を手に入れることができます。


ヨガの呼吸法は胸だけで行う胸式呼吸とは異なった、胸と腹を使う呼吸である腹式呼吸のこと。


その中でも吸う息よりも吐く息を基本に置いています。


腹式呼吸では胸式よりも多くの酸素を体内に取り入れることが可能な上、吐く呼吸のときは緊張がほぐれて横隔膜が緩み心身ともにリラックスすることができるのです。



〈呼吸法の効果〉


ヨガでの呼吸法によって身体面と精神面において様々な効果が期待できます。


身体面においては血液循環の改善、老廃物の浄化、免疫力の向上、脳の活性化などが期待されます。


精神面においては呼吸は交感神経や副交感神経といった感情をコントロールする自律神経とも深く関わっています。


嬉しい時は深い呼吸をし、悲しい時は呼吸が浅くなるように喜怒哀楽の動きによって、呼吸も大きく変化します。


呼吸をコントロールし整えるということは、心の乱れを整え、感情をもコントロールすることにつながります。


こういった効果はストレスを感じたり、緊張する場面が数多くある現代の日常において非常に必要なことだと言えます。



〈呼吸の種類〉


呼吸法は13種類あります。

今回は代表的であると言われる腹式呼吸をあげます。



〔腹式呼吸〕


皆さんもご存知の腹式呼吸。

ヨガのポーズや動きをとりながらの呼吸はこの呼吸法が推奨されることが多々あります。


息を吸いながらお腹を膨らませ、吐くときにへこませる呼吸法を腹式呼吸といい、これは息を吸った分肺の下の横隔膜が押されることにより、お腹が膨らみ息を吐くとその逆になるからです。


腹式呼吸の効果としては副交感神経を活発にする働きがあり、気持ちを落ち着けたり、リラックスすることができます。



ヨガは身体を動かしてスッキリするだけでなく、

呼吸により得られる大きな恩恵もあります。


ぜひ今後ヨガをする時や普段の生活で、呼吸を意識してあげてみてください😊


徐々に変化が感じられるはずです