おはようございます~。
今日は東京地方は真夏日になるという予報ですが
雲がかった空で30度まではいかないような気がします。
そろそろ
早朝のお散歩が定番になる季節ですよ~。
こるるとティキのこともあり
できるだけ家にいる日々です。
本を読む時間とともに増えたのが映画を見る時間。
特に最近はまっているのが日本映画です。
日本映画はみたいな~とおもうようなものでもあっというまに終了してしまい映画館で見るチャンスを逃してしまいます。
そして今、東京では大きな劇場では映画をみることさえできませんから(信じられない)。
ご紹介するのは
「永い言い訳」
直木賞候補作にもなった本の映画化。
長年連れ添った妻を失う人気作家。
しかし、妻の間にはすでに愛情というよりは惰性の関係。
奥さんがどこにでかけて誰といてなんて興味もわかない。
本人は若い女性と不倫中の事故。
妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできない。
そんなある時、一緒に旅をしていた妻の親友の遺族と出会う。
トラック運転手の夫は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。
ひょんなことから兄妹の面倒を見ることを申し出ることとなり
家族とは・・・
夫婦とはなんだろうか?ということに気づいていく。。。。
もちろん本木雅弘さんもすごく良いのですが、
悲しみにくれるトラックの運転手を歌手の竹原ピストルさんが演じていること。
竹原さんや本木さんと子供たちとの場面は
映画ではなくまるでドキュメンタリーのような感覚です。
あまりにも二人の子役たちがすばらしいので調べてみたら
女の子はのちのち「テセウスの船」で注目される白鳥玉季ちゃんでした~。
男の子の演技もすばらしいですよ~~。
タイトルの
永い言い訳とは映画の題名であると同時に、
主人公が納得の最後に発表する妻との20年を綴った自伝的小説の題名でもあります。
なんで永いなのだろうか。。。
長いじゃなくて永い。
年々もつれそった夫婦の愛情って意外ともろいものなのだ。
人とのかかわりあいから生まれるものってやはりすごいな~。
いろいろと感じる、考える映画の時間となりました。
すご~くすばらしい映画なので超おすすめです。
たてつづけに邦画をみていますが
選んだものはどれも魅力的です。
邦画もまだまだ捨てたもんじゃない。
役者さん全員がすばらしい~ってなかなかないですよね。