先生から教わるのはポーズをとるための方法ではなく、そのポーズと向かい合う時の世界観なんですよ。
例えばダウンドッグ。
ダウンドッグで踵をつける為の方法、背中が丸くならず伸ばす為の方法、それはそれで確かに大切です。
でも、それ以上に大切なのは、「ダウンドッグはお休みのポーズ」だと知ることです。
本当に大事なことはポーズへの向き合い方。
ダウンドッグがお休みのポーズというのは、ヨガのポーズが安心と安全の下行われるものだという事実を知るきっかけになります。
ヨガのポーズが安心と安全の下で行われるものだということは、ヨガのポーズが瞑想の時の身体の居心地の悪さをとることからはじまっているのだという事実を知るきっかけとなります。
これはヨガの先生の世界観です。
でも、フィットネスインストラクターの人であれば、ダウンドッグと全く同じ形をとっていたとしても、「ふくらはぎのストレッチ」という世界観でこのポーズを捉えていた場合は「お休みのポーズ」という認識にはならないでしょう。
先生に教わるというのは、技術を学ぶことはおまけのようなもの。
本当に大切なことは、先生の世界観を理解することだと思っています。
そこからはじめて、どうしてその技術を使っているのかということが理解できるようになるからです。
ヨガでポーズだけでなく哲学を学ぶ必要があるというのは、まさにそのこと。
ポーズだけを練習している内は、エクササイズとの違いを説明できません。
ヨガは哲学を学ぶことで、はじめてヨガたりえると思っています。
…という世界観で、顔晴るジムではヨガを教えています。
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