いつまでも健やかな心身で
子宮摘出をしたヨギーニとして
また、一人の女性として
同じような立場に置かれた方にとって
少しでもお役に立てればと思うので
ブログを通してお伝えしていきます
ただ、子宮摘出といっても皆さんそれぞれに
ご事情は違います。
お読みになる方によっては
快く感じられない場合もあるかもしれません
予めご了承くださいm(__)m
『新型コロナウィルスの影響』
新型コロナウィルスの拡大とともに始まった
私の闘病生活
(闘病。。。というほどまではないかもですが)
症状が判ってからこれまで
コロナの影響をかなり受けました
気持ちが不安定になりがちだったホルモン療法中
最も心が乱れてしまったのが
志村けんさんの訃報にあたる報道を聞いた時
感染して最悪の事態になれば
家族にも会えないまま悲しい帰宅。。。
すでに入院中の面会は禁止となっている時だったので「もし院内感染してしまったら
お嬢に会えないまま。。。」など
最悪の事が一気に頭と心の中を駆け巡り
夜中一人でボロ泣き
お嬢をこれ以上心配させたくなくて
気づかれないようにタオルで口を押さえて
なんとか気持ちを立て直して
また現実と向き合う日々
緊急事態宣言も発出され
予定も次々とキャンセルを余儀なくされる中
「コロナが収束する頃には
術後の体調も復活してスッキリしてる」
そう思って、不安を払拭しながら
気持ちを繋いでいました
入院予定の6日前になり、お医者様から
コロナ対策を踏まえての
家族への術前説明や手術時の待機の変更点など
お電話がありました
こんな状況下での手術なので
先生もとても慎重に検討してくださっていました
いよいよだな~と、高まる緊張にドキドキしながら
揃えていた入院グッズをまとめていきました
ところが翌々日、入院4日前
再度お電話があり、なんと、、、
しばらく手術ができないと
緊急手術以外は全て延期が決まったそう
現状を考えると仕方がない!
大変な状況に置かれている
医療スタッフの皆様には感謝しかないと
承諾して電話を切ったものの。。。
正直なところ、かなりショックでした
この時の事は一度ブログでもお伝えしましたが
会員さん方からのメッセージ に救われました
いろんなことをゆるりと受け入れていこうと
自分の心を整えて
ひとまず延期になった7月までの日々を
過ごすことに
その後、福岡の感染状況が落ち着いてきたこと
私の状況のこともあり
5月に手術が可能になりました
院内感染対策のために、事前にPCR検査も受け
(すっごい痛かった)
いざ入院
福岡の緊急事態宣言は解除されたとはいえ
まだまだ油断を許さない緊張が続いている頃
入院するまで変更続きだったため
まずは改めてお仕事関係、お嬢の学校関係など
必要な連絡先への報告
お医者様から母へのビデオ通話による術前説明や
関係部署の先生方からの説明
術前処置など全て終わって一息ついた夕方
主治医の先生が病室に
「度重なる変更で申し訳ありません」
いったい何事と思いきや 。。。
まさかの翌日の手術の延期
白血球の値が低く感染リスクが高いからと。。。
少ないとは思っていたけど
コロナのほうに意識が向いていて
詳しい検査をしていなかったから調べておきたいと
先生のお気持ちもよ〜くわかるけど
もうね、さすがに頭の中が真っ白
呆然となったまま、その日のうちに退院
自宅に着くなり力が抜けて号泣でした
翌日は朝から血液内科を受診
もともと白血球は少なめで
一般的な方の半分くらいしかないのですが
検査の結果、結局は
重篤な病気があるわけでもなく原因不明
母の姉妹も全員同じなので
体質的なものでしょうと。。。
ひとまず一件落着
手術予定だった方で、私と同じように
コロナウィルスに振り回されてしまった方は
きっといらっしゃるはず
ホント、大変でしたよね
大変だったぶん
命があることの有難さ
支えてくれる家族や友人、周りのかたへの
感謝の気持ちも倍増です
休校中のお嬢とゆっくり過ごすこともできたし
裏山の素敵なお散歩コースも発見できた
あらためて再入院となるまでの1週間も
とても有意義な時間となりました
(C)2020.satomi nakamura