アベノミクスと外国人投資家

米国が、史上最高値を更新してるにもかかわらず、東京市場は、日経平均株価で
14,000円台前半の動きです。
東京市場の最大の買い手である外国人投資家の
新規資金（ニューマネー）が動きはじめるまではもう少し時間がかかると思います。

ここでの下げは、買いのチヤンスと冷静に対応したいものです。ただ、国民の高い支持率による、アベノミクス
をテーマにかかげ、その大きな流れをつくり株価上昇をサポートしてきた彼らの期待を裏切る？ような
安倍政権に政策実行力がなければ、外国人投資家も日本の株式市場に見切りを付け、資金を引き上げることになる可能性も十分ありえると思います。

”アベノミクス”の『3本の矢』とは、
１大胆な金融政策
2 機動的な財政政策
3 民間投資を喚起する、成長戦略ですが、

1は、大成功、2はまあまあというところでしょうか？

外国人投資家が、最も注目するのは3番目です。
　成長戦略は、7つのテーマからなっています。

1 産業の新陳代謝の促進*
2 人材力強化・雇用制動改革*
3 立地競争力の強化*
4 クリーン・経済的エネルギー需給実現
5 健康長寿社会の実現
6 農業輸出拡大・競争力拡大
7 科学技術イノベーション・ITの強化

テーマを掲げることは、簡単なことですが、これらを実現させるためには、新たな制度を作りだす必要もあり、
旧勢力や官僚からの抵抗も強いので、政治力が問われる
ところです。