依田会計IT室長によるOBC奉行活用術

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先日、OBCのパートナー向けのカンファレンスに出席してきました。

 

こんな雰囲気。数百名は参加してたようです。

配られたお水もOBC仕様!

スーツの社員章も皆さんこのマークで、OBCのクラウドにかける意気込みが表れているとみてよいのかもしれません。ようやくという気もしますが・・・。

 

内容についてはSNS等にアップするな、とのお達しですので書けませんが、お水があらわすように、クラウドをベースにした様々な業務サービスが予定されているようですし、この発表を聞いただけではいまいちピンときませんでしたが、今までとはちょっと変わった機能を年末くらいには予定しているということで、こちらは個人的にちょっと期待しているところです。

 

なんか面白そうな、ワクワク感はありましたねっ!

 

新機能がリリースされたら、またご紹介させていただけるかもしれませんし、今提供されているものでも、ここや弊社サイトでもあまり紹介していないので、そういったものも少しづつ紹介していければと考えてます。ご期待ください。

 

今後、消費税10%への移行(2019年10月)元号の改正(H30年末ごろか?)といったシステムに関連するイベントもあるため、早めの準備が必要な場合もあります。

 

バタバタすることなく、余裕を持って対応したいものですね。

 

ではまた。

最近、同僚から紹介してもらった「ゴブリンスレーヤー」1~2巻を読みました。

読み終わって、改めて振り返ってみると、なるほど「ランチェスターの経営戦略」がここでも活きてる!と感心したので、ブログのネタに取り上げてみることにしました。

 

いわゆる、ラノベ(ライトノベル)ですね。中高生向けかな。挿絵の女の子がかわいいから読んだわけではないです。とはいえ、嫌いではないですが。(^^;

 

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普通の人間(只人)だけでなく、エルフ(森人)や魔法が使えるドワーフ(鉱人道士)が出てきて、ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)のような世界観に加え、冒険者が魔物を退治するとレベルが上がっていくという、まるでゲームをノベライズしたような感じです。

 

ただ、初めに注意しておきますが、全く企業経営の話ではないですし、万人向けではありません。

初心者向けの魔物がゴブリンという設定ですが、このゴブリンの醜悪さをリアルに描写するものだから、新人冒険者がゴブリンに蹂躙されるシーンなどは、見るに堪えません。これを割り切って読める人でなければ、正直お勧めできませんし、嫌悪感しか残らないでしょう。

 

さて、ここからが本題。

 

なにが、ランチェスター的なのかというと、ちゃんと「弱者の戦略」にのっとっているということです。

 

ランチェスター戦略では、経営戦略を強者が取るべき戦略と弱者が取るべき戦略は異なる、と考えます。

 

強者とはその市場におけるナンバーワン企業で、

弱者とはナンバーワン以外のすべての企業を指します。

 

ゴブリンスレーヤーの世界では、冒険者のランク(レベル)があり、最上位の白金等級や金等級といったから、新人レベルの白磁等級まで、10段階に分けられています。ゴブリンは、新人向けとされていて報酬の安いし、評価が低いので、上位の冒険者は敬遠します。しかし、主人公「ゴブリンスレーヤー」は、ある過去の出来事からゴブリンのみを対象としていて、冒険者の中でも変わり者扱いされています。

しかし、そんな彼はゴブリンだけを相手にしていながら、銀等級で、実質勇者扱いの白金等級や、政府軍最強である金等級を除けば、在野最高の等級まで上り詰めています。

 

つまり、多くの冒険者(競合他社)がいて、白金等級や金等級(マーケットリーダー、ナンバーワン企業)がいる中で、どうやって生きていく(売上を上げる)か。

 

ランチェスターにおける弱者の戦略は、「差別化」です。

ナンバーワン企業の真似をしても、弱者には勝てません。規模の経済もノウハウもナンバーワン企業より少ないわけですから。差別化を図ることで、ナンバーワン企業にはない強みを顧客に認めてもらい、選んでもらう。

 

「ゴブリンプレーヤー」も、まさに弱者の戦略で、皆が敬遠するゴブリン退治に特化することで、他の冒険者との差別化を図り、冒険者の中で認識されていたわけです。『ゴブリン退治といえば、ゴブリンスレーヤー』 という感じで。第2巻では、水の都からゴブリンスレーヤーに名指しで依頼が来るところなど、まさに差別化による効果といえるでしょう。

 

というわけで、ラノベでもランチェスター戦略が使えることが証明されました。

 

ではまた。

 

 

 

先日読み終わった本を紹介します。

 

ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み

近藤 宣之著(ダイヤモンド社)

 

確かにあり得ないレベルでした!

 

例えば、社員が上司へ毎週気づきや、頑張ることをメールするというやり方。

 

確かに、日報は結構やっている会社が多いと思いますが、

 

そのすべてに返信している上司・社長は少ないのではないでしょうか。

 

頑張ることをメールして宣言させるというのも、

 

文字にすること、他人に明らかにすることで、責任感や実行力が変わります。

 

しかし、これらをずっとやり続けられますか?

 

こういう本を読んでいつも思うことですが、書いてあることは特別すごいことではなかったりしますよね。

 

でも、それを継続することがいかに難しいか。

 

当たり前のことを、当たり前にやり続ける。

 

まさに、凡事徹底。

 

 

それ以外にも、人事評価制度、クレド、MEBO、2-6-2の下位20%が宝、など。

 

この近藤さん、ほんとすごいと思います。

 

知っていることと、それができることはちがうんですよね。

 

お客様へのアドバイスのヒントになればと思って買ったものの、

 

まずは、自分自身の戒めとさせていただくことにします。

 

では、今日はこの辺で。

今日は4月最後の土曜日。

ゴールデンウィークの初日で、長い人は今日から9連休だとかビックリマーク

桜もすっかり葉桜となり、ともすると初夏のような暑さに。

 

さて、商蔵奉行i/i8シリーズで、機能要望したものが実現したものをご紹介します。

 

以前は・・・

明細表から伝票へのジャンプ機能はあったのですが、集計表からのジャンプができなかったので、さらに詳細に調べたいときは同じ条件を明細表に条件指定していました。

 

そこで以前、OBCに集計表から明細表へ、該当する条件でジャンプできるようにしてほしいという要望を出していたんです。

 

でも、なかなか実現しなくて、すっかり忘れておりました。

 

Ver2.13にて、実現!!

2015年4月のバージョンアップで、この機能が実現しました。

もう2年も前 ^^;

上の画のピンクの線の部分ですね。

 

これで、すごく使いやすくなりました!

 

それと、我々が要望していた機能が実現したというのも嬉しかったです。

我々が要望しているものが機能アップに入ることがほとんどないので・・・

 

もっと欲しくなるが人の常。

ここまではいいのです。

ただ、満たされると、もっと欲しくなるものですよね~

 

商蔵奉行のSPシステムという最上位グレードに、売上行列表・仕入行列表という機能があります。売上(仕入)集計表では、第1~3の集計条件を指定することができますが、行列表では縦軸・横軸で集計することができます。

 

例えばこういうことですね。

 

この行列表からは、集計表や明細表にジャンプできないんですよね・・・

OBCさん、これもできるようにしてくれませんか?

 

個人的な考えでは、第1項目を頁軸、第2・3項目を縦軸と横軸とした、集計表か明細表にジャンプできたらいいなぁ!!当然そこから、伝票にジャンプしていけるわけですし、かなり使いやすくなります。

 

 

先日は2017年3月の機能アップが残念だと書いたのですが、そうは言っても商蔵奉行が機能アップし、使いやすいシステムになってくれたら、提案もしやすくなるし、導入して頂いたお客様にも長くお使いいただけて、保守料も喜んで払っていただけることになりますので、これからも機能アップ期待してますっ!

 

おはようございます。桜も満開を過ぎ、新芽がだいぶ出てきましたね。

個人的にはこの新芽がたくさん吹き出している桜も力強さを感じられるので、結構好きです。

 

相変わらず、絵心ないなぁ。笑

 

さて、今朝、情報収集の網に引っかかったのが、この記事。

 

クラウド型確定申告ソフト『MFクラウド確定申告』、シェア第2位に浮上

http://corp.moneyforward.com/service/20170414-mf-press/

 

『MFクラウドがシェア伸ばしているのか~』と詳細記事を見たら、

弥生が圧倒的1位で、MFが2位、freeeが3位?

 

何かイメージと違うぞ・・・

 

と思い、良く読んでみたら、調査対象が個人事業主で、

確定申告に使ったクラウド会計ソフトのシェアでした。

 

それにしても弥生は過半数を押さえており、圧倒的です。

対象ソフトは、やよいの確定申告オンラインとやよいの白色申告オンラインのようですが、白色申告の方は、体験だけでなく、ずっと無料というのが大きいのかもしれません。

 

■ 法人のクラウド会計利用状況

 

ちなみに、法人のクラウド会計利用は、クラウド型利用率が17.2%、シェアはfreeeが圧倒的首位で36.6%とのこと。

クラウド会計ソフトの法人導入実態調査

https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=201

※MM総研、2016/9/29

 対象は、従業員300人以下の中小企業等。

 

また、シェアなどの統計調査でよく目にする、ノークリサーチでは、クラウド会計はまだこれからという感じで、現時点では、まだインストール型が圧倒的に多いという内容になっている。

 

2016年中堅・中小企業における会計管理システムの導入社数シェアと今後のニーズ

http://www.norkresearch.co.jp/pdf/2016itapp_acc_rel.pdf

2016/10/24

 

対象となる企業は、500億円以下の中堅・中小企業と、MM総研の調査よりも大きな会社がかなりの割合で存在することも、影響していると思われます。

 

 

当事務所でも、クラウド会計ソフトの動向は注視しており、各社の情報収集を行ないつつ、比較的現時点では幅広く対応できるようにしております。

 

個人的には、もう少し勘定奉行Jクラウドに頑張ってもらいたいんですけど・・・