消費税をupにあたって、まず!(vol1)
テーマ:税金の話依田公認会計士税理士事務所の中島結実です。
先日、弊社でまず「消費税の改正」に伴って要件の確認等の講習会がありました。
その中で消費税Upの論議もあるので、歳入・歳出、実行税率の国際比較の角度からも説明があり、やはり日本国民
として、日本経済として、大きな課題でもあるので、ちょっと深堀してみたくなりました。
多分、一回では無理なので、ちょっと分けて考えていきたいと思います。
さて、物事には多面性があり、やはりいろいろな意見やその人たちの事実と言っているところの証拠(数字や図、
統計値等々)を見ないと、事実は見えてきません。
それも、最近は複雑すぎて、単純には物事も見えてきません。
なので、ある程度のところで客観的といいながら、実は主観で判断したり、さらに進むと意見を修正したりすることも
あります。
私は数学が好きですし、仕事がIT関係ですが、実をいうと複雑になりすぎた統計値とかITに頼りすぎた仕事の
進め方には懐疑的です。
数字は係数のさじ加減で、自分の都合の良い数字になれる場合があったり、仕事は最終的には人間がどう
自分で判断して動けるかが肝となり、ITはその上でしか動けないのです。
と、いうのを前提にして、これからの数字を見ていきましょう。
さて、下図を見てください。今回の消費税UP論議の根拠となる「我が国日本の歳入と歳出(H23予算 )」です。
H23.11月に新たな予算案がとおったので若干数字はことなりますが、国の歳入は
(修正予算後)
1.税金と印紙税収入(409,270億円(38.5%))
2.公社債収入(いわゆる国の借金)(558,480億円(52.5%))
3.その他収入(96,237億円(9.0%))
歳出は
1.社会保障(292,898億円(27.5%))
2.地方交付税交付金等(190,899億円(17.9%))
3.公共事業(78,153億円(7.3%))
4.文教及び科学振興63,901億円(6.0%))
5.防衛(50,925億円(4.8%))
6.その他171,662億円(16.1%))←東日本大震災復旧・復興予備費はココ!でも5,657億円(0.3%)
7.国債費(償還費・利払費等々215,550億円(20.3%))
う~~ん、一般家庭にたとえるなら、年収600万の家庭が、1年間に818万の借金を重ねて、収入は1,558万ある
つもりになって、借金返済を年間316万払って、貯金もできずに使っているという図になります。。。
(かなり病んでいる家庭ですよね。
)
これだけ見ていると、借金を重ねないためには、1年間の収入を増やす努力(税収UP)と支出(予算削減とムダ排除)を抑える努力。
それでも付け焼刃程度しかないわけで。。。
そして意外なのは法人税収が対した金額ではないのに、税率が高いばっかり、海外に拠点を移したり、海外企業
から嫌われて税率と自由度が高い国へとシフトされているのも確か。
その法人税の実効税率の国際比較 が以下の通りとなっています。
そして立て続けに、付加価値税率(標準税率)の国際比較が以下の通り
まぁこれだけ見ていると、たいして法人税収がそんなに期待できないのであれば、むしろ経済活性化のために
法人税率を下げて、世界で一番低い消費税率を上げれば現時点でも法人税収より高い収入だから、期待できるって
思うのは、安易な私ですら考え付きます。
これで少しはなんとかなるってね。
確かに、ひっ迫しているけど、これで本当にいいのか?
数字だけのとらぬ狸の皮算用って、ことはないのか?
と思います。
じゃ歳出は?
ということで次回ね。
ということ
”
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