11月30日をもちまして、善根宿のうたんぐらさんが幕を閉じました。
急なことでさみしいと思った方も、驚いた方もいらっしゃるとおもいます。
私も驚きを隠せなかったひとりです。
お父さんがなくなって大変だったら、私が手伝いに行こうと考えていました。
9月には、徳島で宿お手伝いも経験したので、何か役に立てるんじゃないかなと思っていたんです。
ただ、今回は様々な事情もあり、そして、お母さんの第2、第3の人生には、今がタイミングだったのかもしれない、とお話をしながらおもうこともありました。
多くのお遍路さんを励まし、そして、助けてくれました。
私や四国ガチンコ!のレポーターも幾度助けていただいたことでしょう。
ぎんなんを一緒にわりながら食べました。
そんな冬の夜。
2階の部屋に宿泊をしました。
広いお家を維持しながら頑張るのは大変だったそうな、とか、いろいろ考えちゃう。
朝、懐かしいベランダ。
昔ね、まりなちゃんが洗濯物ほしながらダンスしてたことあったねえ。
後日、まりなちゃんはお電話してくれたそうです。
ありがとうね。
はなれのお部屋もみせていただきました。
私たちが宿泊したときの記録を読み返したくて。
これまでの感謝がたくさん詰まったノートです。
どの方も最後の宿泊に、感謝しかない、そういう気持ちを書いていました。
私も最後のメッセージを
あ、ベランダの干し柿がおいしそうでもらっちゃいましたw
ちゃっかり、でへへ。
ひとつひとつを目に焼き付けて、思い出を胸に次に進むんです
お母さんのこれからが幸せであるように。
たいへんなときに我慢しすぎないでくださいね。
やさしさで助けすぎてつかれちゃったんじゃないかなっておもったり。
これまで助けていただいたからこそ、
今度はなにかあったら助けますよ、お遍路さんみんながお母さんを。^^
この後私は、お母さんとほんの少し思い出作り旅をするのです。
感謝とともに。