お遍路9日目:地獄の峠が待っていた。。。なだらかな崖です。 | へんろ歌手の日々の歩みと音楽

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日々の活動記録と遍路文化紹介の記事を中心に

朝風呂はいりました!!

幸せです。


やっぱり夜更かしすると疲れが残ってます

反省・・・。
藤田賀子のよちころ


名残惜しすぎて部屋にごろごろいすぎてしまい

朝食ですけど・・・の電話がかかってきました。

藤田賀子のよちころ


わー!!(T T)

朝食も神のきせき!!


※お遍路でゴージャス食事はそうそう出会えません。


藤田賀子のよちころ


これをまったりたべたら、また更にじかんがおくれる。。。


そうおもいつつも完食です^^;



藤田賀子のよちころ

私は堀江くんより食べるのが早い。。。


と、ここで人生の大先輩

先輩記者さんご夫婦に出会います。


藤田賀子のよちころ


きびしーい、あどばいす(ここからこのぐらいは歩ける!など^^;)


あたたか~い、やさしさも(金剛福寺までのってゆくかい、など;;)

両方いただきました。


藤田賀子のよちころ


お茶菓子のお接待をくださいました。


このお菓子でこの後私たちは命拾いをするのです。


※おもえばこの時、ちゃんと信頼できる人なら

車に乗るべきでしたね。。。この数日後に危険な車に

のせていただくくらいなら。。。



結局、お車は丁重におことわりして、

我々はお宿の方に昨日の終了地点まで連れてってもらいまして

そこから再スタートしたわけです。



あ、そうそう、ご夫婦の旦那様は

元日経の記者様です。

あたりまえながら大ベテランの書く遍路記事は

全然違います。


おすすめ宿やこの先の必見取材スポットも

おしえていただきました。


藤田賀子のよちころ


現在は、高知のカフェ文化に着目し、

遍路道のカフェ本を書いていらっしゃるそうです。

(非売品)


37番岩本寺の前にある極上喫茶もおしえてくださいました。


そして、私が遍路の最初の頃に宿泊した、

「蔵空間」さまも本のなかにあったのです!

それがうれしかったー!!


そんな素敵な出会いがあったお宿での朝でした。


声を大にして言います!

「黒潮本陣様は高知編で最高の宿でした!!」


名残惜しくも過酷な現実に戻ります^^


藤田賀子のよちころ

実はここにいたるまで、

私と堀江くんはお別れ会をしようとかんがえていました。


昨日の夕御飯で私は

ちょっぴり涙が出ていました。


けどね、彼の旅路をこれ以上振り回してはいかん!と思って、

「ここからは自分の旅をゆきなよ」

と、いったんです。


そうしたら、

「一緒にゆかせてください!」って。


※これは後日わかることですが、

堀江くんは一人で歩く私が心配だったそうな。

それで・・・こんなかたちでついてきてくれたんだって。

ほんとうにほんとうにおせわになりました。



で、感謝しつつ、ちゃっかりカメラを頼みまくる私です。。^^;



この先は3種類の道があります。


1、そえみみず

2、七子峠&大阪峠

3、国道
藤田賀子のよちころ

昨日までは時間の都合で国道でしたから。


今日は峠です!!


・・・って、


断崖・七子峠への道



・・・って書いているよ?!



もう引き返せないあたりまで来てこれに気がつきました。



近くのおうちには、捕獲された猪がいるよ・・・・。++;
藤田賀子のよちころ


名産の黒竹もわんさか生えているよ。。。


藤田賀子のよちころ


じゃ!!


いっちゃいますか?



いっちゃいましょう!!



ふたりはのんきに覚悟を決めて峠に向かうのでした。。。



つづく。