もう、峠なんだろうな~とおもっていたら
全然まだ入口なんですよね(^^;)
うーわーあああああ。。。テンションだだ下がり。。。。
はい、現実逃避~(笑)
これはですね、上の峠のはじめりにゆくまでの
みちのりです。
山からカニさん、こんにちわ
なんか、魔力とかもってそうなデカさ。。。
うん、この川にもヌシとかいそうだもんね。。。。
そういえば、途中の工事のおじさんに
「東京から来た若いもんにはむりだよお~。
ひきかえしな~」
半分本気で茶化されつついわれました。
きいいいい~!!
となったわたくしは、ムキになって歩くわけです。
・・・もはや、遥か彼方となりました国道を眺めながらね。
で、緊張のあまり
トイレが近くなりました。
さすがに蛇のいそうな山道でアウトドアトイレはできません。
恐れ多くも、民家を訪ねてお手洗いをお借りしました。
「昔はお遍路さんにお米をもたせていたんだよ」
と、教えてくれました。
Sさんご夫婦。
だいぶ遅くなりましたが、御礼のお手紙
おくりました。写真を添えて。
過去には、峠にむかうとちゅうで過呼吸になった
お遍路さんご夫婦が駆け込んでいらしたことがあるとか。
ど、どんだけ過酷なんだ・・・怖くなる私。
お茶を頂き、お話をして、先へ進みます。
アスファルトから砂利道、そして、山道、
道幅もどんどん細くなります。。。
峠には滑りやすい橋がある・・・ときいていましたが、
まさかこんな橋だとは・・^^;
で、どんどん道は狭くなります・・・。
獣のにおいがプンプンします
・・・と、獣がずっこけた足跡がありました(^^;)
どんどん角度が垂直になっていくのに、ガードなんてありません。
カメラを回すのもだんだん難しくなってきます。
(命が優先ですから。。。)
まだ、このあたりは道幅があるほう。
とはいえ、竹の根がごつごつしていて
堀江くんいわく
「ベンチが座れるものがあるときには座っておいたほうがいい。
そこにそれがあるということは、次にその先すわれるところは
しばらくないからそこにあるかもしれないからだ」
私が次のベンチまでがんばろう!
といったあとにおしえてくれました(笑)
・・・さ、先におしえてくれよ
で、案の定こうなります(笑)
別名:なだらかな崖(まことくんいわく)
このとき私は半泣きでぎゃーぎゃーひーひーいっています。
終りが見えないからです。
写真であまり伝わらないかもですが
まっすぐ立てる傾斜ではないんです、ここ。。。
堀江くんは、先を歩いて先導したり、
後から歩いて私をサポートしてくれたり、トコトンやさしいのです。
息切れひとつしていません。。
ん?んん???
ここで初めて気がついたんです。
彼は私についてきたいんじゃなくて、
心配だから付いてきてあげたかったんだ、ということに。
本当にありがとう。
君自身だけならどんどんすすめたのにね。
いまさらだけど、ありがとうありがとう。
こうしてすすんで最後は
はあ?!
っていうような角度の階段になります(T T)
写真はありません。
午前中のすべてがこの峠でおわりました。
予定なんてこんなふうに進まないもんなんです。
ふいいいいい。
半泣きの私をおもってあなたもPCのむこうで
筋肉痛をあじわうがいいわ!!
つづく。