いつもご愛読下さりありがとうございます。
この記事を通じた出会いに感謝します。
心使いシリーズの最後になります。
今日は骨の病に現れる心使いのお話です。
骨は分かりやすいかと思います。
怒っているとカルシウムが足りないとよく言われますよね。
そうです。
『はらだち』の心使いです。
なぜ腹が立つのでしょうか。
それは自分の思い通りにならないから
ではないでしょうか。
子供を怒るのも、親の思い通りに行動しないから。
生徒を怒るのも、先生の思い通りに動かないから。
相手を支配したい、コントロールしたい
自分の手足のように動かしたい気持ちが見えてきます。
しかし、相手も人間です。
自分と同じようにこうしたいという意志があります。
相手の事情や意志や、思いを考えずに
自分の都合や気持ちだけを押し付けているから
怒ってしまうのです。
自分の考えだけになってしまって
相手の気持ちや考えを聞き入れられない
視野と心の狭い人になってしまっているのです。
そうなってしまうと行き詰まりやすくもなります。
自分の考え方一つしかないから
それが通じない出来事にぶつかると
途端に道が無くなってしまいます。
他の人の考え方や意見も聞いて
自分の考え以外に
たくさんの他の人の考え方を知っていたら
自分の考えが通じなくなっても
別の人の考え方から
無数の道や選択肢を広げられます。
例えば、自分の考えは
子供は良い大学に行って、大企業に就職するのが安泰
という一つの考え方のみ固執しているとします。
子供が受験に失敗たり、不登校になった場合
その考え方は通じなくなってしまいます。
他に選択肢がないから、道が閉じてしまいます。
しかし、他の人の考え方を入れているとすると
専門学校や夜学、高卒で就職する道もある。
フリースクールや通信講座もある。
別の選択肢が見えてきて、道は新しく開かれていきます。
柔軟な考え方を保つためにも
自分一人の考えに固執せずに
たくさんの人の話や意見を聞くことが大切で
それが無数の道や選択肢を広げてくれて
自分の人生の助けにもなるかと思います。
相手の事情や気持ちも知って理解出来たら
自然と怒りはなくなっていきます。
忙しくて余裕がなかったんだね
言葉で意志を伝えるのが苦手なんだね
家庭の事情があったんだねなど。
相手の気持ちを聞いて知って、理解していく。
自分の都合や意見だけを押し付けて
押し通そうとしないこと。
一歩引いて相手の気持ちを聞くこと
相手の都合や事情も思いやること
自分ばかりでなく相手に譲ることを
骨の病を通じて考えることが
大切なのではないでしょうか。
みんながみんな好き勝手に意見を言って
怒っていたら話もまとまりません。
相手の意見も聞いて
妥協点を見つけて行く
譲ることを覚えて行く
その考え方いいねと受け入れて行く
相手の話を聞いたら
相手も自分の意見を聞いてくれるようになります。
相手の気持ちも大事にする。
自分の気持ちだけでなく
相手も大事にすることを
考えるきっかけになるのではないでしょうか。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また、お会いしましょう。