朝鮮時代の怪談 阿娘伝説に学ぶ韓国語 | あなたの知らない韓国 ー歴史、文化、旅ー

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歴史、文化、韓国語、日本語

 
   皆さんこんにちは。
 
   いかがお過ごしでしょうか。
 
    前回、阿娘伝説について見ましたが、今回は阿娘を祀った建物についての説明板から、韓国語を学んでみたいと思います。普段使わない用語が含まれているので、骨が折れる部分もあるかもしれません。
 
 
 
 

아랑각

경상남도 문화재자료 제26호

경상남도 밀양시 내일동

 

명종(1545~1567 재위) 죽음으로 순걸을 지켰다는 아랑전설(阿娘伝説) 주인공 아랑의 영정(影幀)을 모신 사당이다. 아랑은 당시 밀양부사(密陽府使)의 딸로 성은 윤씨(尹氏), 이름은  동옥(東玉) 또는 정옥(貞玉)이다. 어느날  유모를 따라 영남루(嶺南楼) 구경을 갔다가 괴한의 핍박을 받자 죽음으로 순결을 지켰다 한다. 그녀의 죽음을 애도하여 마을 사람들이 사당을 세워 혼백(魂魄)을 위로했다고 전해지지만, 자세한 사실은 없다. 1930 영남루를 중수(重修)하면서    정순아랑지비(貞純阿娘之碑) 라는 비석을 세우고 비각(碑閣)을 지어 아랑각이라 불렸다. 지금의 아랑사(阿娘祠)는 1965 낡은 비각을 헐고 자리에 맞배지봉의 3 사당과 삼문의 정문을 중창(重創)한 것이다. 사당 안에는 아랑의 영정과 위판을 봉안하였다, 영정은 이당(以堂) 김은호(金殷縞)가 그린 것이다, 매년 아랑제 행사에서  규수를 뽑아 제향(祭享)을 받들고 있다.

 

 

単語

명종:明宗(朝鮮王朝13代国王)

죽음:   죽다の名詞形        순걸: 純潔

영정: 影幀、肖像画    사당: 祠堂

유모: 乳母      구경: 月見

괴한: 怪漢、怪しい男

핍박;逼迫、無理やり迫る

애도: 哀悼    위로: 慰労、慰霊

비석: 碑石、石碑       맞배지봉: 入母屋屋根

삼문: 三門     정문: 正門       위판;位板

규수; 閨秀、優れた女性

제향(祭享): 祭祀の尊敬語

 

 

 

阿娘閣

慶尚南道 文化財資料 第26号

 

慶尚南道密陽市 内一洞

明宗(1545~1567 在位)の時代のこと、死ぬことによって純血を守ったという阿娘伝説の主人公阿娘の影幀を祀った祠堂である。阿娘は当時、密陽府使の娘で、姓は尹氏、名は東玉、または貞玉である。ある日、乳母とともに嶺南楼に月見に行ったが、怪漢に無理やり迫られるや死ぬことで純潔を守ったそうである。その後、彼女の死を悼み、村の人々が祠堂を建立し、魂を慰めたと伝えられるが、詳しいことは不明である。1930年、嶺南楼を補修する際、貞純阿娘之碑という碑閣を建て、阿娘閣と呼ばれた。現在の阿娘祠は1965年、古くなった碑閣を撤去し、その場所に入母屋の三間の祠堂と三門の正門を重創したのである。祠堂内には阿娘の影幀と位板を安置した。影幀は以堂 金殷縞が描いたものだ。毎年阿娘祭の行事で優れた女性を選んで祭祀を捧げている。

 

 

 

 

 

 

 

    いかがでしたか。阿娘が亡くなった経緯は実に不幸なものでしたが、500年以上も前に亡くなった女性が、純潔を守ったという理由で今なお讃えられ、祭祀まで捧げらている。すごいですね。現代的感覚からすれば、事情はどうであれ、天寿を全うした方が良かったようにも思えますが。機会があれば、阿娘祭も見に行きたいものですね。