我々の住んでいる地域は、旧農村地帯で広い家が多く
十年ほど前までは野良猫がいくらでもウロウロしていました。
ある時期から「去勢」が流行ったからかどうなのか
パッタリと少なくなって、代わりにイタチが増えてきました。
我が家にも、大昔から野良猫が住み着いていたのですが
野良猫って、代替わりがけっこう早くて(寿命が短い)
近所の猫たちも次々に代替わりをしていたように思います。
我々のように、基本的には毎日畑で作業するタイプの人や
毎日徒歩で小学校まで通学する小学生たちは
地域のネコ事情には自然に詳しくなって
「あのネコはあそこのウチに住んでいる」とか
大勢のネコたちについてよく分かっていたりします。
で、、感覚的におそらく野良猫の寿命は三年とか五年とか
せいぜいそのくらいのように感じていました。
死因トップは交通事故でしょうけど「エサやり」がいないと
栄養状態はかなり悪いハズで、病気にも罹りやすそう。
特に、冬場は自然界でのエサ(バッタとか)が激減します。
名前はないのですが、我が家に九年ほど前から住んでいた
薄茶色のトラ猫が五年程前から姿を消すようになりました。
おそらく、姉(〇ノ〇ヨ〇コ)が私の自宅の回りに
嫌がらせのために頻繁に「雑草を植え付け」に来るので
それをネコが嫌って出ていったのだろうと思っていました。
ですが、野良猫の寿命は短いと思っていたので
「すでに死んだのかもしれない」とも思っていました。
それが、今年の2月22日の朝にバッタリと出会って
生存を確認し、本当によかったなあ、とうれしく思いました。
その後の3月30日。
あ~、やっぱりずいぶん年寄りになっちゃったねえ、お互い。
慣れ親しんだガレージでリラックス。
その後は、直接は会ってないのですが
たまに帰ってきてる気配はあります。
また、姉(〇ノ〇ヨ〇コ)が雑草を植え付けるので
カメラを設置したりしていますが、たまにネコが
写っているんですよ。これがけっこう微笑ましい。
まあ、生きていることが確認できるだけで充分ですけどね。