「頂き女子 りりちゃん」  懲役9年 | マタのブログ

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サッカー・・・やら親爺の独り言

男性三人から計約1億5千万円をだまし取った

渡辺真衣被告(25)に、懲役9年・罰金800万円の

判決が言い渡されました。

 

 

 

 

 

 

 

色々な事件が、次から次へと起こるのですが

例えば、東京オリンピックの談合疑惑事件で

運営委員会元次長が、総額437億円の事業を対象に

不正な受注調整を行い、懲役2年執行猶予4年の有罪

の判決を受けた件などはとてもよく理解できます。

 

期日までに事業を完遂するのが困難で、そのためには

違法であることも、訴追される可能性があることも承知で

受注調整せざるをえず(自己の不正な利益のためではない)

覚悟の上で実行したであろうことは想像に難くありません。

 

 

 

一方で、ルフィの特殊詐欺事件や京都アニメーション事件、

赤堀受刑者の幼児餓死事件や頂き女子事件などは

素朴に「なんで、そんな余計なことするんだろう?」と

理解しがたいし、想像もできない出来事です。

 

 

 

 

 

私自身が巻き込まれてきているひどい状況も全く同じで

理解しがたいし、想像もできていないことでした。

 

 

 

なので、「何でこんなことが起きるのだろう?」という

素朴な疑問があって、少しでも分かりたい、理解したいと

それぞれの事件に深い関心が湧いてくるのだと思います。

 

また、近年の脳科学などあらゆる物事の研究が

急速に進展していて様々なことが解明されつつあり

それが公開されていることも、その背景にあります。

 

 

 

 

 

で、、いわゆる「ホストにつぎ込み」系である

「頂き女子りりちゃん事件」ですが、本人の手記があり

(おそらく、返済能力のない本人に弁護士が薦めた?)

この手記や、独自に取材した民放各社のレポートから

渡辺真衣被告が少しづつ見えてきます。

 

 

 
 
教育に厳しい家庭の毒親ではなく、もう一方の
育児という概念すら感じられないような毒親の家庭のようです。
 
 
 

 

 

高校卒業後?、、派遣社員として携帯販売店に勤務・・・

 

この時点では「ごく普通」ですが

職場になじめず孤立化していったようです。

 

 

 

生きる意味って何なんだろ・・・

 

若い頃って、何をやっても楽しいし、好奇心にあふれてて

見るもの聞くもの何でも面白いのが一般的なので

渡辺被告のこの言葉の「正体」について考えたくなります。

 

 

 

知人に連れていかれたホストクラブ・・・

 

ほとんどがこのパターンです。

この時点で「情弱=情報弱者」だと判明します。

ごく普通に、一般的なニュースにふれていれば

「ホストクラブ=ヤバい」と反応するハズかと。

 

 

 

 
 

こんなに楽しい経験、うまれて初めて・・・

 

子供の頃って、楽しいことだらけなのが普通なので

「手記だから、こう書けばいいんだ」と書いているのか

本当に「楽しさを感じてなかった=感じ方に異常あり」

なのか、この言葉についても「正体」を考えたくなります。

 

 

 

 

 

お金のためと分かっていても胸がトキめく・・・

 

ドーパミンの沼=「依存」がよく伝わってきます。

甘い言葉を自分にかけられる快感に溺れています。

 

 

 

 

 

まあね、私すごいでしょう・・・

 

他の女の子も同様のようです。

「依存」です。

 

 

 

 

 

「ドーパミンによる依存」はよく分かります。

 

私の場合は、「ビール」「タバコ」「チョコレート」です。

中でも「チョコレート」はドーパミン依存の特徴が

よく表れています。

 

どうしても食べたい、とは思っていないのに

最初の一個を食べるとやめられなくなっていきます。

大して食べたくもなかったのに、一個食べると

ドーパミン依存が発動する、、と強く実感します。

 

 

 

なので、それぞれに「量の限度」を決めて守っています。

 

アルコールはある量を超えると痛風の危険が倍増するし

タールも糖も健康を害することが明白なので

そうなった時の面倒くささと、摂取した時の快感と

両方を天秤にかけて、自主規制しています。

 

 

 

 

 

世の中の、良くないことや犯罪などで理解できないのは

「天秤にかけたら、ある時点でやめたくならないのか?」

という点です。

 

 

 

渡辺被告自身、「担当のために、自分の精神も身体もボロボロ」

「本当、苦しかった」「苦しかった」と言っています。

 

最初の売掛の「50万円」の時点で、売春をしてしか

その50万円を返せなかったことは自分が一番分かっていて

50万が100万になったら、倍の売春をしなければならないし

500万になったら10倍の売春をしなければなりません。

 

 

 

それでも、甘い言葉をかけられる快感が得たい・・・

 

 

 

 

 

普通は天秤にかけるだろ、、と我々は感じてしまうので

彼等のことがさっぱり分からないし、想像すらできません。

 

 

 

また、渡辺被告の場合は「運悪く?」

「女に困っているオジイから金をだまし取る」ことを覚え

結果、約1億5千万円の搾取の加害者になってしまいました。

 

 

 

 

 

1億でなくても、25才の年齢なら2千万くらい持っていれば

純粋に付き合いたい男がうじゃうじゃ寄ってきそうです。

担当のホストより、優しくてイケメンな男もいそうです。

 

 

 

そんなこと、ちょっと考えれば分かるだろ、、てことです。

 

 

 

なのに、こうなってしまったということは

「ちょっと考える」ってことが出来ないってことか?

ということに、やっとこさ思い当たるワケです。

 

やっと「何か知能に問題があるのかな・・」にたどり着きます。

(偏差値の高い人たちがだまされる原因がこれです)

 

 

 

 

 

おそらく、自分がしてきたこともよく分かっていなくて

今後の刑務所での生活も何も分かってないだろうし

100万円と1億5千万円の違いも分かってないだろうし

自分が発した言葉が何を表すかも分かっていない・・・

 

何も分かってない・・・

 

 

 

 

 

世の中の、意味が分からない「余計なコト」「いらんコト」

「余分なコト」を起こす人たちは、ドーパミンにハマり

(ハマるきっかけ自体も「余分なコト」だらけ)

その結果がどうなる、ということすら考えもしない

その場の感情と思いつきで、衝動的な言動をしているだけ。

 

当然、自分の言動に責任を持つ、などとは別世界の人たち、

浅はか過ぎる人たち、だったんですよね。

 

 

 

 

 

その視点で個々の案件を見始めると、それまでに感じてきた

「ちょっとした違和感」や「その場にそぐわない発言」や

「文脈からハズれた言動」などが一気につながってきます。

 

 

 

 

 

まともな人たちには、さっぱり意味不明な出来事も

言葉は悪いのですが、「この人、すごく頭が悪いんだ」

という視点でその人を見れば、よく理解できたりします。

「なるほど」「そうだったのか」と、腹に落ちます。

 

この世のことに、さっぱりちんぷんかんぷんな人たちが

意味不明な余分なコト、余計なコトを起こしていただけです。

 

 

 

判決を言い渡した裁判長が、最後に渡辺被告に

「わかりましたね」と問いかけたことが物語っています。

 

きっと、分かってなさそうだった、、ということでしょう。