岐阜市は、長良川、木曽川、揖斐川の木曽三川のすぐ近くです。
冬になる頃、鴨などの冬鳥が色んな河川に大量に飛来します。
そして、春になると団体で北へ飛び立っていきます。
しかし、春や夏にたまにカモを見かけることがあります。
20年くらい前だったか、羽島市周辺で日本酒の蔵元が
「アイガモ農法」という無農薬栽培を目指した農法を
盛んに行っていた時期がありました。
アイガモというのは、マガモとアヒルか何かの「F1」で
要は交雑種なので、基本的には繁殖不能なハズです。
ですが、マガモに近いタイプの個体が
たまたま繁殖に成功して野性化できたのかもしれません。
そうした野性化したアイガモ(ほぼマガモですが・・)を
我々が春や夏に見かけていたのか、、と思っていました。
これ( ↓ )、ネットにあったアイガモの画像。
くちばしが、ちょっとアヒルっぽい。
こちらが( ↓ )マガモ。
毎日、ビールの「アテ用」に畑で枝豆を回収しています。
今日も、午後3時半頃に畑に行ったのですが
すぐ横の水路に「カモ」がいるではありませんか。
しかも、生まれたばかりとおぼしきヒナを連れて。
よくニュースで見る「カルガモの親子」そっくりです。
まずビックリしたのは、このタイミングで
ヒナが孵化しているということ。
梅雨明け十日の、十日目以降くらいで
日照りが続いて「エサになりそうな水草」が多いとは思えず
また、通常「鳥のヒナが成長するのにかかるのが二週間」
を考えると、エサの確保がむずかしい時期です。
そして、野性化したマガモの類いだとすると
オスは一体どこにいるんだろう・・・・
また、どこで抱卵していたんだろう・・・・
(巣はどこにあったのだろう・・)
なかなか取り組みがいのある「案件」になりました。
回りの電柱には、カラスがウヨウヨしています。
奴等は絶対にヒナを狙っています。
親カモは、私に対してもかなり警戒していました。
ヒナたちが無事に一週間生き延びることを祈っています。
(そのくらいの大きさになれば、敵はネコとイタチくらい・・)
頑張れ、、母親カモ!!!