離婚に対して自分の気持ちがまとまり、仕事などいろいろな準備も順調に進み、気持ちも前向きに、これからの人生に目を向けられるようになってきて、改めて自分と実母との関係について考えることが増えていた。
離婚の話を決めたあとに、子どもが登校拒否をしている話を母に伝えたとき「ほら離婚なんて言ってるから」と言われて悲しかった。そう言われて私は何ができるだろう。
じゃぁ離婚をやめたらいいの?
誰かに謝ったらいいの?
どうして私を責めるの?
と思った。
そして先日、仕事を始めたからどうしても大人のマンパワーが足りなくて、冬だし子どもが病気になってしまったときのことが不安なので、お手伝いを頼めない?と電話できいたら、「こっちも12月になると忙しいから」と言われて、しょぼんとしてしまった。
そのことについて、寝る前に考えてみたら、涙が出てきた。
私は、実際に手伝ってもらえなくても、「応援してるよ」「味方だよ」と言ってほしいんだなと思った。その思いをどうやったら母に伝えられるだろうといろいろ考えて、何時間も眠れずに過ごした。
そして今朝、母に電話をして話をした。
お母さんは離婚に反対なの? 私にどうなって欲しい?「ほら離婚するから」って言われても、私はどうしたらいいかわからないよ。
母は、離婚する私を心配していた。
離婚しないでいられればそのほうが良いと思うし、離婚は子どもたちがかわいそうだと思うけど、ふたりの気持ちがどうにもならないなら、がまんして一緒にいなくても良いと思っている。実際に手伝えるかはわからないけど、どうにもならないときはとりあえず電話しておいで。
それで、私の気持ちは落ち着いた。悲しみに沈んでいるときに電話しなくて良かった。落ち着いて、母の求めるものをたずねられて良かった。こころが興奮しているときに話さなくて良かった。母との関係も、少し変化するときなのかも。
夫とは12月のはじめくらいには届けを出すという話になっていた。
が、ここに来て、会社をやめると言いだしたり、「鬱かもしれない…」と言いだしたり、なんだかなーな状態。離婚の時期についても、やめる前提の会社に離婚を知られるのがイヤだそうで、12月いっぱいにはやめるから、届けはそのあとにしたいと言われた。
強く反発してもまた怒られるだけなので、そう、とだけ言っておいた。離婚がいやになったわけではないようなので、別にいいか。私は私で自分の人生を生きたいだけなので、彼のやることを否定する必要はないし。
この一連の話の中で自分でも少しびっくりしたのは、夫から鬱の話をされても少しもこころが動かなかったこと。
1月に「想いをよせている(た)女性がいる」という話を聞いたときに、私がものすごくショックを受けたり食べられなくなったり眠れなくなったり、結果的にピークで5kgくらいやせたり(余談だけど今も当時と比べてマイナス3kgくらいのまま。おかげさまで少し体が軽くなりました。笑)したときの彼の反応と同じような感じだった。「そう。お医者さんに相談したほうがいいよ」という感じ。当時私は別にその反応が冷たいとは思わなかったんだけど、自分は逆の立場だったらもう少し心配するかなと思っていたのに、同じような反応だったので、なんとなく意外な感じがした。
1月に離婚を考えたときも、でも夫はこれから仕事が大変だから彼を支えなくては!と思って、離婚の話はいったん頭の端によせた私だったけど、今はもう、まず離婚はちゃんとしようよ、と思う。
もともと私たちはいがみ合ってばかりいるような関係ではない。
もしもこの先の人生で進む道がまた近づくときがあれば、近い位置で生きることがあるかもしれないと思う。でも、今の状態を続けるのはムダだと思う。お互いの人生にとってプラスになっていないのだと感じる。もっとプラスになる選択肢があるのだと思う。
私はこの13年の夫婦生活をよくやったと思う。夫もよくやったんだろう。
でもお互いに相手に不満があり、溝が広がり、溝を眺めながら生活するストレスがムダだと感じるようになった。前に進むために必要なストレス(そんなもんがあるのか知らないが)ならそれを携えて生きることができたかもしれない。でも私のストレスは純粋なストレスで、何のためにもならず、こころを腐らせていたと思う。
何年も頭の中に「このままじゃいけない。でもどうしたらいいかわからない。離婚だけはいやだ。」という考えがあった。理屈ではなく離婚は怖かった。が、理屈で考えていったら、怖かったのは生活が立ちいかなくなることや、パートナーを失うことだった。もともともう何年も前から、私を支えてくれる存在はなかったのに、かたちだけのそれにしがみついてた。その自分を恥じてはいないし、間違っていたとは思わない。人間はひとりになるのは怖いものだから。ただ、そこにあるものがただの幻想だと気づいてしまった以上、前に進むなら正すしかない。
自分の道を正すのは勇気が必要だったし、パワーも必要だったし、それなりに消耗もしたけど、なんとなく進み方はわかってきた。あとは学び続け、落ち込んだときに自分を励まして進んでいける強さと覚悟と工夫をし続けよう。