いいないいな
息子の歯医者の日。今回は虫歯の治療ではなく、歯磨きチェックとのことでなんだかいつもより気楽。初対面の美人な歯科衛生士さんから、えっと、6歳かな、といきなり間違えられ、「8です」って食い気味に訂正してたのが面白かった。微笑ましい。毎日微笑ましい。さて、会社でふと感じたことがある。前の会社では、社長や上司のモラハラ、パワハラ気味のギスギスした言動にうんざりしていた私だけど、今は大丈夫だ。かと言って、今の会社の仲間はみんな人格者かというと、もちろんそんなことはない。男性たちが集まって雑談していれば、むむむ、って発言は耳に入るし、たまーにだけど、酷い暴言が聞こえてくることもある。だけど平気だ。どうしてだろうと考えて、たくさんクッションがあるからか、と思い至る。そこが、以前の環境と大きく違うのだ。たぶんどんな会社にも、昭和の頑固親父みたいな“偉い人”はいるのだろう。でも、それをやんわりいなしてくれる人がちゃんといる。常務が荒れていれば、部長や課長が笑い飛ばしてくれる。役員が理不尽なことで騒いでいても、専務が来たらなんとなく丸くおさまる。私が胸を痛めることなんて、なにも起こらない。安心して働ける。これが“会社”ってやつかー、などと今さら思う。話は変わって、息子のクラスで席替えがあったとのこと。クラスの代表が何人か集まって、順番に好きな人を取っていく、という方法で決められた、新しい席。息子も代表のひとりとなり、めでたく自分の選んだ4人が、同じ班になれたんだって。当然、息子にとってすごく良い班なわけで、とんでもない喜び様だった。「今の席さいこー。学校じゃなくて、遊園地に行ってるみたい。しかもね、嫌なヤツがひとりもいないの。今日なんて4時間授業じゃなくて、6時間だったらよかったのに!」息子が嬉しいと、私も嬉しい。自分のことよりも、ずっと嬉しい。明日の学校が楽しみだから、早く寝なくちゃ寝なくちゃと言いつつ、言えば言うほど興奮して眠れないみたいだった。いいな、席替えだけで、そんなに人生がバラ色になれちゃうなんて、素晴らしいよ。