ピースフルデイズ
息子が今日、学校で“あるもの”をつくって、先生から褒められたそうだ。いや息子の言葉通り言うと、他の子は先生に、ここはこうだけど、ここはいいね、とアドバイスをされていたのに、自分だけはアドバイスがなく、シンプルに「いいですねえ」と言ってもらえたのだそう。さらにはそれを近くで聞いていたお友達にも「むすこすげえ」と感心されて、鼻高々だったらしい。もう、私に報告しながらも喜びのオーラが溢れちゃって、かわいい息子なのであった。しかし“あるもの”とはなんなのか、それは秘密なんだってさ。サプライズ、楽しみだよ。さて私の方は会社で、今日も楽しく仕事をした。部長も課長もテレワーク、静かなオフィスで、好きな先輩と並んで、子育て(先輩も同じ年頃の息子さんを持つママで、しかもご近所なのだ)の話や小学校の話を交えつつ、業務についても教えていただく。充実。夕飯なににしますかー、とか、皮膚科ならあそこがいいですよとか、向こうのスーパー平日空いてますよとか、会話が平和だ、平和すぎる。ほんの数ヶ月前までは、こんなに平和な気持ちで仕事をしている自分を、想像することすらできなかった。『ニングル』倉本聰最近読んだ重松清に引き続き、なんとなく道徳の教科書めいた序盤(テイストはだいぶ違えど)、ははーん、これもそういう感じのあれなのね、とわかったぶって読み進めていくと、途中からイイ感じに裏切られる。そういうあれ、ではなかった、まあちょっと、そういうあれなんだけど、さらに一歩進むのだ。これは、いつか息子にも読んで欲しいな…。「知らん権利」って、いい言葉だ。『怪獣8号』の漫画の中で、知りたい知りたい知りたいと言いながら、なにもかもを破壊していく怪獣9号のことを思い出した。うまく言えないけど(というか、うまいことを言うと、それこそ道徳の授業みたいになりそうで、自分としてはなんかふわっと、うまく言えないままにさせておきたい)、読んでよかった、と心から思える作品だった。