かんぴょう剥き作業始まりました | かんぴょうブログ

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栃木県でかんぴょうの卸売問屋をしています。

天気と”にらめっこ”をしておりました

今日の予報は曇りだったので 収穫して有ったふくべ(夕顔の実)が痛まない内にと

暦は仏滅でしたが 今年のかんぴょう剥き作業に入りました

 

昔から かんぴょう剥きは天気(晴れ)を見ての作業でした

スイカと同じで 水分が大半の夕顔の実を細長く剥いて カラカラにするま干し上げます

現在は乾燥させるために 曇りの日などはボイラーの熱を利用しておりますが

それが無かった時代は 太陽の熱だけで乾燥していたので

当日の天気を「筑波山に〇〇の雲がかかった」等の

言い伝え 経験で予想しながら 剥くか 剥かないか決めておりました 

 

 

朝3時半に起き 畑へ

 

お手伝いを願っているパートさん達も集合

 

かんぴょう剥き機は先日 試運転済!

干し場のハウス 乾燥機も 昨日点検済!

 

先ずは ふくべ(夕顔の実)の中心に心棒を挿します

機械に乗せ回転させて剥くので ふくべの芯に通ってないと

ぐらぐらして素直に回転せず 短いクズかんぴょうになってしまいます

 

実の形は千差万別 この芯通しはある程度の熟練が必要です

 

4時には明るくなってきます

 

先ず 表皮を剥いて 段々にカンナを当て

 

一個剥くのに 約1分掛ります

 

 

今日は172個のふくべを剥きました