競技志向って必要? | よしひろのブログ めざせレギュラー!息子くんのサッカーブログ

よしひろのブログ めざせレギュラー!息子くんのサッカーブログ

息子くん。小学2年生からサッカー始めて、ついに大学生になりました!補欠ゼロを願う私のサッカー備忘録ブログです。

巷で話題のこちら


https://www.kindersoccer.jp/ 


全日本キンダーサッカー選手権。

なんでも「プロの世界を目指すには早くから真剣勝負できる環境に身をおき、選手の可能性を広げることが重要とされている」

んだそうで、競技志向の大会のようです。


やっぱり皆さん否定的な意見が多いみたいで、結構ネットで叩かれてしまってるみたいですね。

アンバサダーのプロ選手の方達も非難されてしまってるのかな?


なのでこの大会の是非についてはもう改めて書くことも無いです。幼稚園の時からベンチで座ってるだけって事は無いように願うだけです。


ただ競技志向っていつから必要なんですかね?

サッカーは勝ち負けのあるスポーツだから、どの試合にも競技志向はあると言えばある。

小さい子の徒競走で順位をつけないみたいな事をテレビで見た事がありますが、サッカーの試合で小さいからって全て引き分けってのは聞いたこと無いし、何か変ですよね。


息子くんは小学校2年生でサッカーを初めて割りとすぐに区の大会があり、その大会で優勝できました。

大会を通して全員出場をコーチも考えてくれていましたが、均等とはいきませんでしたね。

人数も多かったので出場時間は僅か。

勝ち進むにつれて下手な子の出番は無くなり、当然決勝戦は出番無しでした。

この頃は親としても「なんで決勝戦に出さないんだ!」

なんて思わず、「少しでも試合に出れて良かったね」なんて思っていましたけど。


大会なので当然競技志向はあったわけですが、そこまで強く意識されていなかったのかな?

ただ優勝が見えてくると…そうもいかなかったようですが。

もしこれが区で勝てば次は都大会。そして全国となっていればさらに下手な子の出番は減っていたかもしれませんね。


やっぱり真剣勝負の中でしか経験できない事って沢山あると思います。

勝って喜びを爆発させたり、負けて悔し涙を流したりするのがスポーツの醍醐味。

それにはやっぱり大会、競技志向って必要です。

で全員出場と競技志向って相反するものじゃないと思うんです。

チームの人数に制限があれば、出場時間を均等にしてもそれがチームの実力。

すべてのチームが同じ条件で大会に参加すれば、それで勝負論になると思うんですよね。

幼稚園児の全国大会。

もしやるなら、その前にやらなきゃいけない事があると思いますね。


息子くんのジュニア時代の所属チームはいわゆる強豪チームだったので区大会では何度か優勝する事ができたんです。

勿論優勝ばかりじゃなくて、ブロック大会では優勝を逃す事もありましたし、全日(何かプロレスを思い出しちゃうんだけど、全少じゃなくてこう略す?)では都のベスト16。


ただ息子くんは試合に勝って喜びを爆発させたり、悔し涙を流す事はあまりありませんでした。

なんせ試合に出てませんから当たり前なんですけど。。。


特に悔し涙を流した事は1度もありません。

出場は勝ってる試合の終了間際がほとんどで、敗けてる試合に出場すること。試合終了時にピッチにいることが、ほぼ無かったので。


試合に出れずに悔し涙を流した事は何度かありましたけど…。


ジュニアユースの頃はレギュラーでは無かったけど、試合には出して貰って貴重な経験ができたけど、やっぱり試合終了時にピッチに立ってる事はほぼ無くて、3年生の去年はコロナ禍でリーグ戦が中止に。


だからサッカーを初めてから、今日まで試合に敗けて悔し涙を流した事は一度もないかな。


一度だけ、小学生の区の東北部選抜の試合。

この試合は、所属チームではこれまで経験の無かった、先発フル出場する事ができた試合でした。

勝てば優勝の試合に負けて、準優勝だった時は悔し涙を流しそうで、とても悔しい表情をしてましたね。

これが唯一の機会だったかも。

今思い出しても本当にいい経験だったと思うんですよね。


これから先、いつか試合が終わった時、ピッチに倒れこんで悔し涙を流して欲しいな。

ずっと勝ち続けられるチームは無いわけだから。


…なんて贅沢な希望なんですかね。


すべての選手にそんな機会を与えて欲しい。

泣く泣かないは個人の自由だけど、泣くほどの努力はしてると思うから。








プロの世界を目指すには早くから真剣勝負できる環境に身をおき、選手の可能性を広げることが重要とされています