安倍改造内閣・批判
安倍内閣が改造されました!!
では、気になるトコロ挙げていきましょう
総務=増田 寛也
…前までの岩手県知事。地方分権と地方と中央の問題解決、格差問題解決の旗印として期待される。
いわゆる民間からの採用。
国民からの目線を気にした登用にみえる。
外務=町村 信孝
防衛=高村 正彦
財務=額賀 福志郎
文科=伊吹 文明
…町村派、高村派、伊吹派それぞれの会長、そして津島派会長代理の額賀氏がお目見え。
どこかのchのニュース番組で永田町目線内閣、と揶揄されるほどの派閥の長ばかりを集めた安定重視型。安倍氏と同派閥の人間を入れない派閥政治といった色は消えたが、果たして…
安倍さんは首相としてのリーダーシップ、それも内をまとめる為の統率力ではなく、自分はこうしたいのでこう進めて行く、といったようないわゆる外に対してのリーダーシップの方ではだいぶ弱くなる傾向になると思われる。もちろん、ここからが安倍さんの力量に委ねられるのではあるが、果たして党の中で力を持ったベテラン勢を懐柔し、党として1つの答えを出し続けていけるのであろうか??
ここが大問題になりそうである。
厚労=桝添 要一
…前々回参院選100万票超でのトップ当選を果たし、1ヶ月前の前回の参院選でも逆風下でも難なく当選を果たした国民に人気の桝添氏が初入閣。
参議院議員からの入閣で民主党へのけん制の意味も果たす。
さらには安倍批判の中枢でもあったこの毒を自ら取り込むことで行き過ぎた政治の暴走への反省か、反省と言うイメージを意識したのか、また、党内での紛争解決にも一役買ってもらうつもりなのだろうか。
法務=鳩山 邦夫
…言わずと知れた民主党・鳩山由紀夫氏の弟。
民主党へのイジワル、との報道もあったが実際はどうか?
官房=与謝野 馨
…もともとは麻生-菅ラインで幹事長、官房長官を任せる予定はあったのだが、菅氏の事務所費問題が浮上し、前から関係の深かったベテランの与謝野氏に党の調整を依頼。しかし、国の予算、政策において財政再建重視の与謝野氏と、成長路線の安倍氏、対立は見逃せない。
というわけで、お友達内閣は麻生氏、石原氏と党幹部に据えただけにとどめ、非常に空気の読めた改造内閣になったようである。
もっとも、森元総理・森派会長によれば、まだまだお友達内閣とのイメージは強い、とのご意見もあるのだが。
このおかげか、直後の内閣支持率は急上昇の44%台まで回復した模様である。
yahooニュース読売新聞より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070828-00000313-yom-pol
たしかに、個人的な問題、いわゆる閣僚不祥事には十分に対応した重厚な布陣にそれなりの信頼感がおけるのは間違いないように思える。見事な程にまで前回の内閣の陣容の欠点を補って余りある今回の改造ではないか??
しかし、しかしである。今まで進めてきた改革が実際問題があったか?ここについては非常に議論不足の感が否めない。外交においては、アメリカとの距離、北朝鮮との関係、EUとの協力体制、経済においては、企業における成長、金融市場の安定化、環境への対策、などなど…ここでの功績、改革の実行力としてはなかなか評価できるところではなかったのか?
もちろん、社会保障問題や労働に関してはメディアが批判してしすぎるほど、問題が浮上したし、実際小泉政権以来の痛みを伴う改革は、実際に痛みを伴い改革された。問題は表面化された、のである。
これからはその実行力が続けられるのか、すなわち日本の国力は継続し回復するのか、徐々に回復されつつある日本の発言権がさらに継続して増加することがあるのか、なかなか見物ではあるな、と思います。