ジニ係数
最近の気になる経済ワードです。
1週間前に新聞の1面で見たのだったかな、「ジニ係数」
結局経済学部4年やってたけど授業ではあまりお目にかかることはなかった経済指標です。
ジニ係数=世帯ごとの所得のばらつきを示す指標
0~1の間で示され、
0のとき=全ての人が同じだけの所得を得る状態
0.5のとき=75%の所得が25%の人に集まっている状態
1のとき=ありえない話だが、極端に100%の所得が1人の人に集まってる状態
という感じらしいです。
厚生労働省によれば2005年に過去最高の0.5263に上昇したらしいです。
これってカンタンな数字当てはめてみるとすごいですよね。
例えば、新社会人10人で1億円稼ぐような地域があるとしますよね。すると…
7500万円を2.5人で稼いで、残りの2500万円を7.5人で稼ぐ状態なんですから。
2.5人の平均所得は3000万円、7.5人の平均所得は333万円です。
もっとも、この数字は政府による年金、税金そして公務員の恩給など、そういった部分が入る前の純粋な状態で、政府による所得の再分配などが入れば、このジニ係数は0.3873で大分改善されている状態にはなっているそうです。
で、ジニ係数が上昇したといっても、この原因は大量に引退世代が増えたことにある、と専門家は見ているそうです。原因の8割が高齢化、1割程度が真の格差ということです。引退世代でも働いている人と引退した人の所得の違いは、例えば定年を越えて会社の重要なポストだとか教授とか医者とか、議員とか、所得の多い人と、ゼロの人で全然違うってコトを言いたいんでしょうね。
景気が悪くなると、就職のところから始まって、様々なところで競争が激しくて、勝者敗者がくっきり出ててしまうんですかね。いわゆる遊びがなくなる状態というか、もろに経済的に競争、淘汰みたいな経済的サバイバルというか、なんかそういった自然状態になるのですかね。
今は徐々に改善しつつあるというコトなのかも知れないですね、就職状況とか、少し垣間見た、体験した社会をみると。
なお、日本のアダムスミスこと福沢諭吉によれば、競争は賛成、ただし、生まれ、育ちの平等は保証された状態であるならば、ということらしいですよ。
格差って一体どう扱えばいいんでしょうね?
まあ、個人的な意見としては、競争にさらされ続けた僕としても、また世界陸上とか見てて、結局陸上競技者世界に数百万人、うち世界陸上出場1000人、脚光を浴びる選手十数人、二十数人、という世界で生き抜いている人を考えると、もはやそのような状態にあるのは普通の状態になっているし、賛成の立場を取るしかない状況下ではありますが。でもその数百万人の努力あってこその100m9.85秒でしょうし。
しかし、教育偏重、金融・経済偏重、もしくは科学偏重の世界には、なにかしら競争に対する歪みであるとか、間違いって、あるような気がしてならない、とは思います。言うほどではないかもしれませんが、各分野における競争の過激度と、報酬格差ってどれほど違ったりするんしょうね。
いや、でもここのあたりの勉強は不足してるので、あまり意見は言わない方がいいかもしれません。し、さらに現在の状況や制度に文句を付けても仕方がないかもしれないですね。
しかし、現在の制度に十分恩恵を受けながらも、そこに疑問を投げかけるって自分の利益放棄してるようなものかもしれないですね、普通の人なら黙ってるんでしょうけど。あまりにも自己保身の気持ちが希薄で自分でも驚きます。