よっちんの透析糸にぶら下がり2024年5月10日 | yottinのブログ

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5月10日金曜日晴れ。暖かい。

今日は、ご一礼の日(勝手な命名)。

早朝から腹の具合が悪くてトイレへ。

ぼけっと扉を眺めていたら

もう一人の俺が現れて、

俺の方を見詰めている。

もう直ぐ72歳。

十二支を6回も過ぎるのに

自分が何者か分からない。

目の前の自分に問い詰める。

俺って何者。

無駄に毎日を過ごして。

時々何もしたくなることが。

食べることも飲むことも、

買物に行くことも遊ぶことも、

動くのが嫌になる。

「それなら、何もしなければ。」

欲を失くしたら空虚な抜け殻に。

歳をとる誕生日が近付く度に

こんな空虚感に襲われる。

トイレの中で自問自答。

またハッピバースデー梅雨かい。

俺はハッピバースデー罪?

何もしないで生きているって罪?

罰として週3回、2つづつ痛い針を

左腕に差される。

今週はRI検査もあって4回だよ。

可哀そうな俺。

針地獄の罰を娑婆で味わうとは。

俺にとってのクモの糸は透析。

透析の糸にぶら下がっていないと

地獄に落ちる。

いつまで腕が持つことか。

20人くらいの患者が

透析室のベッドで透析の糸に。

いつかみんなで浄土の世界まで

透析の糸を登り詰めようと。

よっちんでした。