悲しいできごと/ La vie continue | おいしく、楽しく、美しく!

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Le Papillon Bleu





ニース 天使の湾/はじめてのコートダジュール(2014)

Liberté 自由を大切にするフランスで最も大切な日である革命記念日 Le 14 Juillet に起こったニースでのテロ。

2013年にゴンタくんとバカンスで訪れて、翌夏には両親と ニースで会いましょう 実行。なかなか会えない両親との9日間は思い出がいっぱいいっぱい詰まっていて、ニースは私にとっては特別な場所。

ただただショックで呆然としていて、心がここにあるようでないような状態でした。

世界ではいま、「なぜ?」 ということが起こりすぎてる。やるせないこの気持ちをどうしたらいいのか・・ 

バレエに助けられ、パリの同時多発テロのときと同じように、結局フランス人の友達の強さに逆に励まされてます。(友人の反応、生還者の言葉

「ニースのニュースを聞いたときあなたのこと思い出したわ。ニース好きだったよね」 と逆に気遣うメールをもらったり・・

今日はゴンタくんがマラソン遠征なので、出かけて気をまぎらわせようと思ってたのだけど、無性に身軽になりたくて(すでに前記事でも書いてましたが)午前中にがっつりお片づけをしました。

ビジュアルのノイズが減ると心も軽くなった。モヤモヤが少し晴れて、気持ちに芯がとおって、シャンとした。 (この 「シャンとした」 って英語やフランス語でいったいどう言うんだろう)

ニースへの思いがいっそう強くなりました。 負けてほしくない。

パリも約半年前にあんなことがあったけど、先々月と先々週みたパリはとっても元気で、笑顔や親切(ロワールの奇跡に繋がる話があるのでまた別途)が印象的で、美味しく、楽しく、美しく、な魅力は変わらずでした。

今回の事件の深い傷が少しでもはやく癒されますように・・ 

ニースに飛んでいって、抱きしめたい気持ちでいます。

Je l'embrasse fort.


ニースの思い出



アパルトマンでの朝ごはん より

朝はまだ静かな旧市街を散歩しながら父とブーランジェリーに(でも肉屋は人だかりという「フランスあるある」)




マルシェで買い物  より  

お店の人も南仏らしく陽気で楽しい。新鮮な食材をたっぷり買い込んで家でワインと簡単なディナー 



家ごはん。アパルトマンで料理  より


明るくて気持ちのいいアパルトマンで両親と寝起きをともにすることは、思っていた以上にたのしくて、最高に幸せな時間でした。


ニースのアパルトマン。寝起きをともに  より


ニースからバスにのって日帰りでモナコ へ行ったり、天空の鷹巣の村エズからの絶景 も一緒にみた。





ニース 海岸沿いのドライブ&ラン (2013 ゴンタくんとのニース) より 

何度歩いたかわからない海岸沿いの大通り Les Promenade des Anglais - オープンカーにのったマダムがとびきりの笑顔をくれた。



革命記念日Le 14 Juillet は私にとっても大切な日でした。39歳で初めて行ったフランス、この日パリにいて、ゴンタくんとみたエッフェル塔の花火。その3年後の2013年、ロンドンからの初の週末旅行でやはり Le 14 Juillet にパリへ。

あまりに感動して、フォトと動画に音楽をつけてShort Film も作ってた  →   Bastille Day Fireworks

今年の Le 14 Juillet は、ゴンタくんと森でピクニックディナーして、家にもどってから久しぶりにこのムービーを見てました。 

そんな思い入れのある革命記念日に起こった、思い出のつまったニースでの事件。

でも、それにひきづられて私の心が落ちても、何もいいことは生まれない。

前をむいて、なにがあろうと希望を失わないでいること、生かされていることに感謝して、一瞬一瞬を大切にすること、それがせめて自分にできること。

La vie continue.    Life goes on.


(お片付けも引き続き!  次はロワールの話にもどりますね)

 

新しい自分のために(お片付け記事まとめ)

減らして、増やす。 結果的により豊かになるという片付けの魔法

自由であり続けるために捨てるべきこと




エッフェル塔の花火 革命記念日(パリ祭)  (2013年)より   


追記: 月曜日にフランス人の友達がうちにくるので、教わったばかりのニース風ピザ を一緒につくってエールを送りたいとおもいます♡