Saumur Pétillant, Tartine au beurre de sardine, Tartines de rillettes, Pissaladière, Ossobucco
ご縁に導かれ再び訪れたソミュール。招いてくれたリンダの家で、たくさん一緒に作って食べて飲みました。
リンダの家には地下にちいさな カーヴまで。ロワール地方は、フランスAOC白ワインの生産量第一位を誇り、Crément de Loireなど優れたスパークリングワインの産地でもあるんです。(ソミュールはソーミュール・ペティヤン Saumur Pétillant と、ソーミュール・ムスー Saumur mousseux で知られてます)
お父さんのお庭を見学 にいったあと、お料理開始。前菜の La Pissaladière ピサラディエール を一緒に作りました。あめ色に炒めたたまねぎとアンチョビ、タイム、黒オリーブが具の「ニース風ピザ」
地域のお料理の会でも先月これを教えたのだそう。本来は la pâte à pain(パン生地)が台だけど、キッシュなどに使うタルト生地 la pâte brisée で作るのがリンダ流。
・・というわけで、先々月ステファン家ではじめて作った タルト生地ですが、2つめもまたフランス、ロワールで作ることに。もうこれで la pâte brisée はマスターした(とおもう) 。
ダルト生地を冷蔵庫で休ませ、紫たまねぎをオリーブオイルで炒めて、アンチョビと黒オリーブと共にタルト台にのせてオーブンで焼くだけ。アンチョビとオリーブがあるので塩はしなくてOK。(普通のたまねぎで作る場合、辛味とのバランスをとるのに砂糖を少しいれる)
ピサラディエールをオーブンに入れたところで、l'apéro (アペロ : 食前の l'apéritifとおつまみ)の準備。
Le pain aux céréales (シリアル入りのパン)をグリルして、バターとサーディン/豚のリエットをのせたタルティーヌ2種を作り、サロンに移動してよく冷やしたソミュールの泡で乾杯。
アペロでほっと一息ついたあと、テーブルに移ってオーブンから取り出した熱々のピサラディエールを。おいしかったー!
台がサクサクしてて本場のより好き。キッシュにくらべるとバターやクリームを使わない分カロリーひかえめだし、ピサラディエール、気に入った。ロンドンで作ろう。
メインはリンダが作ってくれて いた Ossobucco (オッソ・ブーコ:子牛のすね肉に小麦粉をまぶし焼きつけ、タマネギ・ニンジンと炒めて白ワイン・トマトと煮込んだイタリア北部ロンバルディア州の郷土料理) これがまた美味しくて・・ あー よく食べた。
Le poisson au beurre blanc - la sauce était Incroyable. Plateau de fromages (Crottin de Chavignol (ロワール地方のヤギ生乳のシェーブル) 、Brebis au piment d'Espelette バスク地方のデスプレット唐辛子入り羊のチーズ、Saint-nectaire fermier 生乳のチーズ、Capitoul)
翌日は、魚の白ワインバターソースという本格的なフランス料理(ロワールの料理でもある)でフルコース。
このソースがぜ、絶品で! 目がとびでた。 圧倒的に美味しかった。バターの量も圧倒的。
塩こしょうしてタイムをふった le bar スズキをオーブンでグリルして、焼きあがる直前にソースづくり。
みじん切りにしたエシャロットに辛口白ワインとワインビネガーを加えて煮つめ、水分がなくなったら冷凍庫で冷やしたバターを少しづつ加えながら分離しないように弱火で常にかきまぜる・・と、粉もいれてないのにクリーミーな濃厚ソースに。
ちょっとコツがいるけど、あまりに美味しかったので忘れないうちに作ってマスターしたいです。ゴンタくん驚くだろうなあ。
ちなみにこの日の前菜はメロン(メロンだけで前菜というのもありなんですね)。お魚のあとはチーズもりあわせ。ヤギや羊のチーズもあって体にもうれしい。
リンダのお皿のセレクト、色のあわせかた、いちいちツボです。
Gateau Oldenbourg C’est une tuerie! A faire!
デセールには朝一緒に焼いたケーキを。お父さんのお庭の鶏のたまご、たっぷりのバター、濃厚生クリーム、卵、粉、さとう、アーモンド。
おいしすぎて危険・・ これもまた作らねば。 四角いバットで焼いて友達にシェアするのにもよさそう。
〜
ほんとにほんとに、夢みたいな経験をさせてもらいました。
フランスでいつかやってみたいなーと思ってたこと、まさにこういうことなんです。 神様がひきあわせてくれたご縁で、ひゅっと叶った。5月が助走で今回が本番ってかんじでした。
今回これまたびっくりな偶然で会えた(★ )ローマにいるはずの友達に
Ta vie est faite de coïncidences. (Your life is made of coincidences.)
「あなたの人生ってコアンシドンス(偶然)でできてるね」 と言われて (うまいこと言うな)
何年か前の誕生日、友人が唐突に送ってきた一言をふと思い出しました。
誕生日のことば (パスツール)
じつは同じ言葉を、何年か前に(やはりご縁に導かれるように)小説のカバー写真を撮らせてもらった時に友人に言われて 「へーそんな風にいうんだ、おもしろいな」 と思ってました。
(写真を撮るにいたるまでの経緯 → アンテロープの窓 その後 )
で、その「準備」ってどうやってするんだろう(してたんだろう)?
いちばんしっくりくる説明は天使のような友人愛さんの言葉。
「大すき!」には素直に、「しあわせ」には謙虚に、「ときめき」にはまっすぐ
自分を信じるとか、「自分を育む」ことも、準備
自分の心の声をきく、自分を大切にするってことかな。
・・ と書きながら思ったのは、うちの家、いま散らかりすぎ。(汗)
ちょっと物減らそう・・・(物のノイズが多いと心の声がききにくくなるきがするので)
ちなみにリンダの家は、前の記事の写真から伝わると思いますがわりと物があって、でもそれが調和しててすてきだった。
Le hasard ne sourit qu'à l'esprit préparé. Louis Pasteur
パスツール、いま気づいたけどフランス人やん。言葉を紹介したときはフランス語をはじめてもなかったけど、原文で意味がわかるのが嬉しいな。
リンダに出会うべくして出会った話の続きもひきつづき・・ ♡
料理とご縁の旅 ロワール
フランスの家庭で料理をまなぶ(オレアン編)
