鑑別所の面会を終えた後、すぐに国選弁護人に連絡を取った。


私「否認と言われてた点、被害者の方が、息子の言ってることが本当だと認めたそうです!!」


弁「そうですか。」

 「でもまぁそれだけで準抗告は通らないんで。」

 「今後の予定ですが、このまま観護措置が取られたとして、審判は〇日あたりになると思いますが、僕の予定は.......」


などなど。




観護措置が取られる前提。


更に4週間収容される前提で話をしてくる。




この国選弁護人の見解が妥当なのかもしれないが、本人はあと数日で出れるかもしれないと期待している。


私自身も更にあと4週間も収容されてしまうなんて、心がもたないと思った。


この国選弁護人の言うことが正しいなんて、思いたくなかった。




この弁護士では無理だ。




段々とそう思い出した私の頭の中には次の選択肢が浮かんでいた。


ずっと頭にあったU先生。


以前に無料相談だけさせて頂いた先生。





その先生に依頼をしたい。




でも。


逮捕直後、一度私選弁護人をつけたということもあり、


※参照



更に私選弁護人をつけるとなると、更に大金が掛かることになる。


コツコツ貯めた貯蓄は多少はあるものの、


まだまだ子育て真っ最中の我が家にとって、余裕資金ではない事は確かだった。



もしかしたら国選弁護人の言うことがごもっともで、


釈放される可能性なんて、限りなく低いのかもしれない。


限りなく低い可能性に大金をはたいて、私選弁護士をつけたところで、


結局、結果は同じかもしれない。


でもでも。


この国選弁護人にやる気は全く感じられないし、


本当にこの国選弁護人に任せてて良いのか?


本当に後悔しないのか?





どれだけ考えても答えが出なくて、頭の中がぐるぐるぐるぐるしていた。