とうしても会ってみたいと思った先生。
U先生。
自宅からは高速でも1時間以上かかる。
でも一度話を聞いてみたいと強く思って、訪れる事になった。
無料相談は60分だったが、結局何分居ただろう?
私達の納得いくまで、相談に乗ってくださった。
事件に至るきっかけから、両者の現在の供述状況。
私選弁護人を一旦つけたが、釈放には至らないまま、契約通り解任したこと。
現在「勾留に代わる観護措置」として鑑別所に収容されていること。
週明けから新学年が始まるので絶対に学校に通わせたいこと。
国選弁護人が選任されたら、その先生にお願いしようと思っていること。
全てお話した上で、今までの事例を織り交ぜながら、丁寧に対応してくださった。
今までお話した3人の弁護士の先生(依頼したi先生含む)よりも、明らかに少年事件に詳しかった。
話していて、私達の疑問、質問に的確に答えてくださり、とても分かりやすかった。
本当はこの時点で、このU先生にお願いしたかった。
でも国選弁護人なら無料。
私選弁護人として、U先生に依頼をすれば、更に100万円はくだらない。
そんな大金、まだまだ子育て真っ盛りの我が家が、簡単に出せる金額では無いことは確かだった。
そして、U先生の見解も、期待できるものではなかった。
準抗告をしても容認される可能性はかなり低い。
そして「勾留に代わる観護措置」のあとも、観護措置決定がくだされ、そこから更に4週間、鑑別所収容となる可能性が高い。と。
(サイトによって、「観護措置は2週間、更に延長されればもう2週間」と書かれているが、実務上ほぼ全ての案件で延長され、観護措置は4週間となるのが通例だそう。)
やはり、可能性が限りなく低い依頼に100万円以上のお金はかけられないと思い、改めて国選弁護人からの連絡を待つことに、私達夫婦の意見は一致した。