10月8日(水)ミャクミャク巡りの続きです。
関電ビルから徒歩30分、大阪江之子島文化芸術創造センターに到着。
裏手に回ると長蛇の列。「大阪・関西万博デザイン展」は大人気で、入館まで1時間待ちとの事でした。
玄関口にスタッフがいて、出た人数分だけ入れるというシステム。
その分中は快適である事を期待しましたが、その期待は甘く、辛うじて動線を確保できているというぐらい混んでいました。
デザイン展なので、資料の展示がメインになります。写真の枚数が多いので、スライドショーにまとめました。
まず始めに、公式ロゴマーク制作のプロセス。大阪・関西万博のテーマ「いのち」を意識したデザインである事が分かります。
続いて、大阪・関西万博の年譜。公式ロゴ決定後、公式キャラクター(ミャクミャク)決定。2022年4月に「EXPO2025 Design System」が定められ、ID→GROUP→WORLDのデザインが誕生。その後、IDが「こみゃく」と呼ばれるようになりました。
「Design for Lives」は、デザインの本質。大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来デザイン」を理解する上で最も貴重な資料です。
「EXPO2025 Design System」から、デザインコンセプトについて抜粋。WORLDからInochi・Umi・Noyama・Hikariが誕生。それぞれ、シグネチャーゾーン・コネクティングゾーン・セービングゾーン・エンパワーリングゾーンに適用されました。
「EXPO2025 Design System」からの、公式ロゴマークの活用について抜粋。バナー・AR・Web・グッズなど、見ているだけで楽しくなります。
「Co-MYAKU Sign」は、万博会場の風景を後世に伝える貴重な資料。万博会場にいる時はパビリオンに向かうことだけを考えていて、足元のキャラクターなど見落としていました。
天井に「Co-MYAKU'25」の展示。建物にそぐわない絵で、万博会場にいる時、この絵はない方がいいのにと思ったりしました。
そして展示室や万博会場を彩る「EXPO2025 Dressing」。ミャクミャクやロゴのモニュメント以外に、2.5D/3Dモニュメント、3D遊具モニュメント、バナーフラッグなどさまざまなものがあります。
公式グッズの展示もありました。こちらは、大阪発祥の染め技法「注染」を生かしたブランド「にじゆら」とつくった手ぬぐい。大阪のおばちゃんのおでかけ必須アイテム「あめちゃん」の中に、ミャクミャクやたこ焼きなどが描かれています。
ミャクミャクソックスに和傘。和傘は150年以上続く京和傘の老舗「日吉屋」(京都市上京区)とのコラボレーション作で、EXPO WORLD柄は132,000円します。
こちらは、レザー小物を展開する「創悦」とのコラボレーション作。国内有数のレザー産地である兵庫県姫路地域において植物性タンニンで鞣された牛革を使用しています。
手ぬぐい→友禅染→和傘の順に映像を見ました。伝統工芸とのコラボ作品は、日本人より外国人に喜ばれそうです。
みんなのミャクミャクコーナーには、手づくりのミャクミャクがいっぱい。
会期中にワークショップとかあったのでしょうか?
メッセージまで添えられていて、万博への思い入れが伝わってきます。
初めて見た時、気持ち悪いと思ったミャクミャク像。デザイン規定だけでなく、「人懐っこいがおっちょこちょいでよくポカをする」という性格規定まであるとは知りませんでした。
1回にまとめたかったのですが、1日にアップロードできる動画の容量に制限があるので、今日はここまでにします。
つづく











