大山崎山荘美術館庭園散策の続きです。
地中館の脇にある段々の滝。黒光りしていてスタイリッシュ。白壁とのコントラストが素敵です。
2階建ての橡ノ木茶屋。1階部分は倉庫のよう。
フジは終わり。ツツジも終わり。ハスはまだ。緑一色の庭は意外に寂しいものです。
この滝を動画で撮る人が多く、藤棚方向は渋滞しました。
ここは実業家、加賀正太郎(1888~1954)のこだわりが詰まった山荘庭園。
地中館やその脇の段々滝など後に追加されたものもありますが、概ね当時の姿を残しているものと思われます。
よく見ると、鯉が泳いでました。
水に滴る青もみじ。
自然を生かした石組の滝。あたかも河原にいるような錯覚に陥ります。
石橋を渡りました。
ノムラモミジが緑豊かな庭園に彩りを添えています。
ようやく下流に来ました。
ここで先ほど歩いて来た道を振り返り。
池のほとりにカキツバタ。まだつぼみでした。
先ほど渡った石橋は、横から見るとアーチが高く、見栄えがします。
細長く横に伸びた松。
楕円形に切り揃えられた松。手入れが隅々まで行き届いています。
大燈籠の前を通過。池泉回遊式庭園を出ました。
続いて芝生広場。葉桜の下に細長い彫刻作品があります。
バリー・フラナガン作《ボールをつかむ鉤爪の上の野兎(1989~90)》でした。なぜここまで細長くしたのか、疑問に残ります。
新緑に囲まれた山荘美術館。木が茂りすぎてテラス部分は見えません。
美術館への道を歩きました。
謎の石組。
謎の彫刻。
穴を覗き込むと、下に道が見えます。
石のコレクションに燈籠のコレクション。
大大阪時代を生きた男の情熱がここにも垣間見れました。
庭園を出てスロープを下りました。
お洒落なトイレ。山荘時代の面影がここにも残っています。
光輝く青もみじ。
生垣の紫蘭が遊歩道に彩りを添えていました。
琅玕洞を出たのが午後4時20分前。当初、歩いて山崎駅へ向かう予定でしたが…。
たまたま来た送迎バスに乗り、大山崎駅から阪急で帰りました。
おわり