12月2日(土)京都国立博物館。
いつの間にかトラりんもマスクを外していて、アフターコロナの時代に入りつつある事を感じました。
お目当ては東福寺展ですが…。トラりんも捨てがたいところです。
入館した時、トラりんはフォトスポットにいました。
人ごみの中でバシャバシャ。
もっと見たかったけれど1分程で退散。ガイド機を借りて展示室へ行きました。展示の詳しい内容は次回にします。
博物館は3階建てで、1階展示室にある、東福寺の旧本尊が撮影OKでした。
旧本尊は、鎌倉~南北朝時代(14世紀)に制作された高さ7.5mの釈迦如来坐像。かつて東福寺の仏殿に安置されていたが、明治14年(1881)の火災で焼失してしまったそう。撮影した3点は、旧本尊のパーツとは思えないぐらい巨大でした。
《仏手》
本尊釈迦左手。高さ217.5cm。立てた状態で展示しているが、本来は左膝の上に甲を下にして置かれ、与願印を結んでいた。
《蓮弁》
京都・即宗院に伝えられる品。横幅がほぼ1mもある大きなもので、中尊の台座に用いられた蓮弁と思われる。
《釈迦如来像(光背化仏)》
現在、京都・南明院の本尊として祀られている。焼失した東福寺仏殿の旧本尊の光背に表わされた化仏の一つだった。
入館したのが遅かったので、いつもなら3~4時間かけて見る展示を、2時間半程で見ました。
閉館5分前、特設ショップに立ち寄り。
即決でご本尊にお供えした鏡餅のお下がりで作ったあられ《花供御》を買いました。食べると無病息災の御利益があるそうです。
退館した時、空は真っ暗でした。ライトアップされた明治古都館が幻想的。この光景を見るのも、最初で最後になりそうです。
つづく