11月24日(金)西宮市大谷記念美術館訪問記の続きです。
展示物を見た後は庭園を散策。
立派な石組。
紅葉は色づき始めと思いきや…。
真っ赤に染まった葉もありました。
元永定正(1922~2011)作《あかからだんだん(2002)》が、草むらからひょっこりと出ています。
車道に面しているのでノイズが多く、水琴窟の音は竹筒に耳を近づけて辛うじて聞こえました。
モミジも色づきにムラがあります。
それが離れた所から見ると、美しいグラデーションになっていました。
茶室の裏を歩きました。
茶室の縁側に、燈籠と飛び石があります。
根元で曲がり、横に伸びていく大きな松。
紅葉が綺麗な場所に出てきました。
黄色く染まったオウゴンカシワ。
その奥に真っ赤に染まった木があります。
前方に大谷竹次郎(1895~1971)とその妻の銅像。
夫妻の間には一人娘がいて、うさぎを飼っていたよう。
講堂の前に萌黄色の作品。
元永定正作《くるくるぐりーん(2002)》でした。
大谷竹次郎は、生前、昭和電極(現:SECカーボン)の創業者だったらしく、家族の銅像からその時の幸せな生活が見えてきます。
青空に紅葉。
足元に流れる小川。
葦の中を覗き込むと、山口牧夫(1927~2001)の作品《いとけなきものの舟(2001)》がありました。
隣に変わった石のコレクション。
その奥に井戸があり、池に水を送り出しています。
立派な石燈籠。
紅葉に絡まる五重塔。
それにしても木々が紅葉するだけで、美術館の庭園がこんなに華やかになるとは知りませんでした。
曲がり角に鷲の彫刻。
その奥に、津高和一(1911~1995)の彫刻《作品1と4》。
続いて《作品3と2》があります。
切り株と間違えそうですが…。山口牧夫(1927~2001)の《作品(1992)》。
ツワブキの生い茂る道を歩くと…。
裏庭に戻ります。
3つの作品が直線上に並んでいて、手前の作品が、山口牧夫の《三点組(2002)》。
真ん中の作品が、元永定正の《しろからだんだん(2002)》。
奥の作品が、岡本太郎(1911~1996)の《午後の太陽(1967)》。
車道側に大谷竹次郎の像。美術館には、遺族が寄贈したコレクションが展示されています。
出入口付近に赤土の石組。
西宮市大谷記念美術館を出て、兵庫県立美術館に向かいました。
おわり