先日の続き。
落葉山通過後は予定通り灰形山方面へ。
山名は秀吉の茶会で有馬に逗留した千利久(1522-91)が、風雅を取り入れようとこの山の山容に似せて風炉の灰を盛ったことに由来します。
最初は歩きやすい道。
数分もしないうちに、やせ尾根に差し掛かりました。
ここは有馬三山最大の難所。ロープが張ってありますが、これに頼らない方が良さそうです。
開けた所から有馬温泉街の展望を見渡せました。
そして落石注意の看板。注意書きを見るたびに気持ちが引き締まります。
一難去って一安心。緊張の10分間でした。
その後も上りが続きます。
12:50、灰形山に到着。山頂は標柱と三角点があるだけという静かな所。
展望はこれから目指す湯槽山が見えました。山名は有馬温泉の湯槽を作るため、材料になる木を運んだ事に由来します。
湯槽山への道は急な上り坂から始まりました。
有馬三山は超健脚向けコース。延々と続く木段に体力を奪われます。
13:50、湯槽谷山頂に到着。折角有馬三山を制覇したのに、展望が無くて残念でした。
下山は来た道を引き返すより、極楽茶屋跡へ進む方が楽そう。
ガタンゴトン。ゴンドラの走る音を聞きながら、山道を歩きました。
ヤマツツジが自生する華やかな道。
紅葉谷への道に横谷への道。支線は難路らしく、まっすぐ進んで行きました。
ここは湯槽谷峠。
少し進んだ所に湯槽谷山の三角点がありました。
つづく