大阪城西の丸庭園 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 西の丸庭園に入りました。

 

 

 桜を入れてお城を撮影。石垣が立派です。

 

  

 水辺に浮かぶ桜。

 

 

 お堀の向こうにビルが見えます。

 

 

 今年はブルーシートが取っ払われ、何の遮りも無く桜を見れました。

 

 

 これは観測用の標本木。この木の咲き具合で、大阪府の桜の開花宣言が行われるそう。

 

 

 4月2日(木)時点で、満開一歩手前でした。

 

 

 迎賓館前で結婚式の撮影がありました。

 

 

 光輝く濃淡の桜。

 

 

 淡いのは野桜。

 

 

 濃いのは江戸彼岸(エドヒガン)。木の下で桜のシャワーを浴びました。

 

 

 豊臣時代の西の丸には、多くの御殿が建ち並び、秀吉の正室「北の政所」や徳川家康も一時期住んでいたと云われています。

 

 

 元和5年(1619)に、内藤信正が初代大坂城代となり、その後明治維新(1868)まで、70代の城代が交代で城の管理にあたりました。

 

 

 明治以降、軍用施設として使われていましたが、徳川時代の西の丸跡地や城代屋敷跡地などを一つにまとめ、昭和40年(1965)、西の丸庭園として開園しました。

 

 

 ここは関西を代表する桜の名所で、例年は多くの花見客で賑わいます。しかし今年は例外で閑散としていました。

 

 

 宴会客に気を遣わず、桜に近づけるのも今だけです。

 

 

 それにしても桜の名所らしからぬ光景でした。

 

 

 お城とビルを借景にした令和の庭園。秀吉や家康が見たらびっくりすることでしょう。

 

 

 午後3時、西の丸庭園を出ました。