高松市中央公園 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

2月24日(月)の散策。

 

 神戸から高速バスで約2時間半。香川県高松市に着きました!四国は遠いと思っていたのですが、京都や奈良へ行くのと変わらないとは意外です。

 

 

 バス停前の公園に寄りました。手前の彫刻は「源泉(山田正治)」。その向こうには高松市名誉市民、国東照太(1887-1972)氏の立像があります。

 

 

 国東氏は、戦後21年(1946-1967)に渡り、高松市長を務めた政治家であり、「創・生活」企業集団「トキワグループ」の創始者でもあります。

 

 

 次は江戸時代後期の漆工職人、玉楮象谷(1806-1869)の坐像。讃岐国とその他諸藩の漆工技術、特に彫漆の発展に貢献し、香川漆器の基礎を築いたとされる人物です。

 

 

 その次は菊池寛(1888-1948)の立像。小説家、劇作家、ジャーナリストで、文藝春秋社を創設した実業家でもあります。

 

 

 時計台は正午を指していました。ベンチに先約がいたので、昼食はパス。

 

 

 パーゴラの前に「大気(池川直)」

 

 

 自由広場の角に「伸(三枝惣太郎)」

 

 

 日当たりが良すぎて花壇のパンジーがしおれていました。

 

 

 昭和60年(1985)に開園したこの公園。昭和22年(1947)から昭和57年(1982)まで野球場だったらしく、その面影が残っています。

 

 

 自由広場の一角に、野球場建設に貢献したという、小河謙三郎氏の胸像がありました。

 

 

 そして、香川国際交流会館(アイパル香川)の前に、「しし頭(流政之)」の彫刻があります。

 

 

 ちびっこ広場に出ました。

 

 

 花壇にはスイセンが、

 

 

 ポールに絡まるように椿が咲いています。とても大きな花でした。

 

 

 「パカッ・ポコッ・ストーン(寺田武弘)」。面白いネーミングです。

 

 

 屋外ステージに昇りました。

 

 

 ステージから見下ろした石の広場。今度ここでイベントが開催されるのは、いつになるでしょう?

 

 

 公園に入ってから約20分。かなり早足で歩きました。

 

 

 池に浮かぶ彫刻は、「平和の群像 あけぼの(菊池一雄)」。

 

 

 こかげ広場には、日系アメリカ人、イサム・ノグチ(1904-1988)の遊具彫刻があります。それにしても、ここで遊んでいる子がいなかったのは、たまたまでしょうか?

 

 

 「女の子二人(阿部誠一)」もベンチなのに、座れない雰囲気。

 

 

 

 こちらは、サヌカイト(讃岐岩)を素材にした彫刻「サヌキ(速水史郎)」。これも叩けばいい音がするはずなのに、叩けない雰囲気がありました。

 

 

 香川県出身のプロ野球選手、水原茂(1909-1982)と三原脩(1911-1984)の銅像。このように、中央公園には、香川県ゆかりのものが集まっていました。

 

 

 公園の出口付近に、浄願寺の狸(ハゲさん)が横たわっています。これが一番人気で、この写真を撮るために並びました。