北野道 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 4月30日(日)の散策は、風見鶏の館からスタートしました。風見鶏の館は2017年2月1日に投稿済みです。 http://ameblo.jp/ymd3a-m/entry-12243173651.html

 

 どこからかバナナの香りがしました。風見鶏の館に植えられている「唐種招霊(からたねおかたま)」という中国南部原産の木から匂うようでした。花から芳香油が採れるそうです。

 

 北野広場は人盛りでした。綱渡りのショーをしています。暗くならないうちに目的地を回りたかったので、見たい気持ちを抑えてこの場を去りました。

 

 背山散策路に入りました。近くに観光地があると思えないぐらい人気の無い静かな道です。

 

 道に沿って少し歩くと、港みはらし台に着きます。

 

 ここから見たポートアイランドの景色は、絵に描いたような都会の風景でした。

 

 港みはらし台を出て山道に入りました。この道、イノシシが出るそうです。

 

 山あり谷あり1kmの道を歩き、北野道を出ました。

 

 砂子橋(いさごばし)に着きました。1900年に建てられたレトロ感あふれる橋です。完成当時、布引の滝から汲み上げた水を、この橋の中に通された直径20cmと60cmの水道管によって、奥平野浄水場(現在の水の科学博物館内)や北野浄水場(今は結婚式場)に送るために作られました。

 

 砂子橋から見た川。下の川は横に流れていますが、上の川で縦に流れています。大地がずれ動いてできた断層により、川の流れが大きく変わったそうです。

 

下の川(横の流れ)     上の川(縦の流れ)
   

 

 砂子橋を渡ると、布引の滝はもうすぐです。