シーパル須磨の表門に回りました。国道2号線に面しています。
シーパル須磨の反対側は、須磨海浜公園の入口です。
少し入った所に、住友別邸跡の正門門柱が残っています。
1893年、住友家当主だった住友吉左衛門友純(春翠)がここに別荘を建てました。これをきっかけに多くの財界人が須磨に移り住み、大正時代には、海浜一帯にも別荘が建ち並んだそうです。
別荘は、大阪府立中之島図書館などを手掛けた技師・野口孫市によって設計され、館内には、黒田清輝やモネなどの名画が飾られたそうです。
空襲で建物もコレクションも失われ、跡地になりました。戦後、住友家は別邸跡を神戸市に寄贈し、1951年に須磨海浜公園として整備されました。
海浜公園内に水族園があります。ここは22時まで営業なので、後で見ることにしました。
神戸肉の原材料が但馬牛であることを都会の小学生に知ってもらうために、1961年に神戸市が建てた像です。
ここにも阪神・淡路大震災の記憶が残されていました。高速道路が壊れて走行中の車が落下する様子がテレビでよく放映されましたね。
西代跨線橋の中央部分の柱の一部
阪神高速道路3号神戸線の橋脚の一部
須磨海浜公園駅から須磨水族園への歩道はドルフィンロードと呼ばれていて、国道の真ん中に、いるかのモニュメントがあります。
須磨海浜公園を端まで歩きました。とても広い公園です。
この後は須磨水族園でいろうろな生き物を見ました。次に続きます。