須磨水族園(大水槽) | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

須磨海浜公園を一周した後、公園内にある須磨水族園に入りました。

 

 神戸は水族館発祥の地です。1897年に第2回水産博覧会が開かれた時、和田岬にある「和楽園」という遊園地の一角に水族館を建設しました。ろ過設備を備えた水族館で、以前の「うおのぞき」といった水槽室とは異なる、日本最初の水族館として、日本動物園水族館協会に公認されました。

 

 本館の1階は大きな水槽があります。いろいろな魚が泳いでいました。水槽の上、真ん中、下と、魚によって泳ぐ領域が違うようでした。泳ぐ速さも色々です。真ん中でゆっくり泳ぐ魚は撮影できました。

 

 一番撮りやすかったのがエイ。なかなかかわいい顔をしています。

 

 カレイかな?と思いましたが、これもエイです。エイもホシエイ、アカエイ、マダラトビエイなどいろいろ種類がありますが、これだと断言できないものがいっぱいありました。

 

 サメもいました。小さい魚を食べてしまいそうですが、エサにならない魚を一緒に入れているのか、他の魚と共生しているのが不思議です。

 

 色が薄いので、種類が違うサメだと思います。

 

 クエも泳いでいました。

 

 こちらはタイだと思いますが、クエとよく似ていますね。

 

 アジもいました。他の魚のエサになりそうですが、食用と飼育用は違うのかもしれません。

 

 水槽の上の方には、ウミガメが泳いでいました。

 

 潜水ロボット「クラムボン」。東日本大震災の復興に貢献するために作られました。船の上から操作する無人の潜水船で、東北沖合に流れたガレキやそこに住む生物の様子を調べるために使われているそうです。

 名前の由来は、東北出身の作家、宮沢賢治の文集に出てくる「クラムボン」からきています。小学校の授業で、「クラムボン」はどういう生き物なのか?議論したので覚えています。

当時、ロボットに名付けられるとは思いもよらなかったですね。

 

 本館の展示物は他にもたくさんありますが、ラッコのお食事タイムが始まるということで、一旦外に出てラッコ館に行きました。次に続きます。