夕涼みに西舞子を散策しました。
舞子駅を海側へ出ると、舞子砲台跡があります。
幕末に外国船の侵攻に備えて、1863年に幕府の命を受けて、勝海舟の指導のもと、明石藩が築造した砲台場です。
対岸の淡路島にある徳島藩松帆台場と協力して、明石海峡を通過する外国船をはさみ撃ちにしたと考えられています。
これは、大砲の形をしたベンチです。
西へ5分ほど歩くと、舞子延命地蔵と呼ばれる大きなお地蔵さまがいます。
舞子の浜は、昔から航海の難所として知られていたそうで、お地蔵さまを建ててお祈りすれば、遭難も少なくなり、子供達を守ってくれる、という僧侶の教えに従い、1825年に御影の石工に造らせたものです。
さらに西へ5分ほど歩き、舞子六神社に着きました。
1689年創建。垂水郷山田村の総鎮守社として人々の厚い崇敬を集めていた神社です。
祭神は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)、天照皇大神(あまてらすこうたいしん)、素盞男大神(すさのおのおおかみ)、月夜見大神(つくよみのおおかみ)、蛭子大神(えびすたいしん)。
境内には、日本最大級の恵比寿様と大黒様がいます。
舞子六神社を出ました。すぐ南は舞子漁港です。