平磯海づり公園 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 垂水駅から海に向かって15分ほど歩き、平磯海づり公園に着きました。ここから先は有料です。

 

 釣り場は1~14番まで横一列に並んでいて、隣を気にせずに集中できそうです。目の前は一面、海!水面がとても青くて綺麗です。

 

 小さい子も釣りをしています。慣れないうちはこういう所で練習するのもいいですね。ここに子供を連れてきたお父さんは、とても釣りが好きなのでしょう。

 

釣り場には売店が2か所あり、魚の餌や釣り道具を調達できます。

 

船が泊まっていました。この船は出港するのか、飾りなのか分かりません。

 

この日の海は穏やかでした。

 

 この付近の海は暗礁になっており、船の難所だったそうです。海の安全を守るため、1893年に英国人技師の指導で、灯台が立てられました。平磯灯台と呼ばれています。

 

 階段を上がり、売店で休憩。ピーチネクターをペットボトル1本ごくごくと飲み、生き返りました。服が汗びっしょりで所々塩の結晶が浮いています。

 

 敷地内に栽培漁業センターがあります。ここは栽培漁業のうち、種苗生産を担う所です。魚介類の卵をふ化させ、プランクトンなどの餌を与えて、稚魚になるまで育てています。

 

 ここで育った稚魚は、マリンピア神戸内の海洋牧場に放され、中間育成されます。自分で餌を獲る能力、外敵から身を守る能力を身につけ、自然の海で生きる訓練を受けます。

 

 一人前になった魚は海に放され、自然の海で大きくなります。こうして育った魚は、人間の食料になって最期を迎えます。残酷な話ですが、私たちはその魚を食べています。

 

 釣り場に戻りました。海づり公園を出るには、この釣り場をまた歩かないといけません。振り返ると結構な距離を歩いていました。

 

入った所に戻り、平磯海づり公園を出ました。散策は続きます。