小倉池と御髪神社 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

 常寂光寺を出たものの、駅からかなり離れているようで、最寄駅がどこなのか分かりません。こういう時、スマホは便利ですね。

 

途中、池がありました。小倉山のふもとにある池で、小倉池と名付けられています。

 

案内板に誘導されるように、御髪(みかみ)神社へ立ち寄りました。

 

御髪神社の成り立ち 

 亀山天皇の代(1259-1274)に藤原鎌足の末孫である藤原基晴は、宮中で宝物係として仕えていたが、所管の宝物を紛失したことにより、責任を取り、探索のため諸国を行脚して下関に居を構えました。

 その三男の藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)が、下関で日本で初めて髪結職を設置しました。

 御髪神社は、政之と最も由縁の深い亀山天皇御陵に程ちかい小倉山の麓に建立されました。「髪」は「神」に通じるものとして、主神に政之公を祀っています。

 

髪塚には、参拝した人からの献髪が納められているそうです。

 

 御髪神社を出て歩き続けると、トロッコ嵐山駅がありましたが、夕方は終了していました。

竹林の道に出ました。ここは嵯峨野や嵐山を訪れる度に通っていて、少し土地勘がついたような気がします。

 

常寂光寺から30分ほど歩き、ようやく嵯峨嵐山駅に着きました。