神泉苑 | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

京都観光をしばらく控えていました。

 年末に行った庭園が枯れていて美しくなかったからです。

 その時に買った昼得切符がもうすぐ期限切れなので、3連休の最終日に京都に行きました。


今回は去年の秋、二条城の次いでに寄る予定だった「神泉苑」から始めました。

 神泉苑は地下鉄二条城前駅から南西へ3分程度の所にあります。


鳥居


鳥居をくぐると、大きな朱色の橋が目に飛び込んできました。法成橋(ほうじょうばし)です。


法成橋


 心に願いを念じながら橋を渡り、その想いを橋の向こうにある善女龍王にひとつだけお願いすると、その願い事が叶うと言われています。

 しかし!橋を渡る前に守護札を善女龍王社前で買います。1つ500円です。

 500円払って念じたい願い事か?志を試されているのです。


善女龍王


 794年、桓武天皇が平安京の造営に当たり、大内裏の南の沼地を開いて設けた庭園と池で、常にきれいな泉が湧き出ることから「神泉苑」と名づけられました。

 歴代の天皇や貴族が舟遊、花見、詠歌、弓射、相撲などの行事や宴を行った地です。


法成橋から見た景色。

 ここに桜が咲いていたら綺麗なのですが…。少し早すぎました。


景色


恵方を向いた歳徳神(としとくじん)

 幸福を授かってみようと、南南東を向いて礼拝しました。


歳徳神


参拝順路に従って歩きました。弁財天と矢剱大明神が祀られています。


弁財天 矢剱大明神