京都御所4(文芸と生活の場) | 散策日記Ⅰ

散策日記Ⅰ

美術館&博物館で開催された展覧会の記録、それにまつわる散策記です。

小御所と御学問所の間に、蹴鞠の庭があります。


蹴鞠の庭



 御学問所は、読書始めの儀や和歌の会など学芸関係の行事の他、臣下と対面する行事などにも使用されました。


御学問所



 

御学問所の襖絵3点。


 狩野永岳「十八学士登瀛州図」


十八学士登瀛州図


 岸岱「蘭亭ノ図」


蘭亭ノ図


 原在照「岳陽楼図」


岳陽楼図



蹴鞠の庭の向かい側に、御池庭があります。


御池庭


御池庭と御内庭はつながっています。


御内庭



御内庭の向かい側に御常御殿(おつねごでん)があります。天皇の生活の場として使用されました。


御常御殿



御常御殿には3つの部屋があります。


 上の間  襖絵は、狩野永岳(かのう えいがく)筆の「尭任賢図治図(ぎょうにんけんとちず)」


御常御殿上の間


 一の間  襖絵は、鶴沢探真(つるさわ たんしん)筆の「大禹戒酒防微図(たいうかいしゅぼうびず)」


御常御殿一の間


 二の間  襖絵は、座田重就(さいだ しげなり)筆の「高宗夢賚良弼図(こうそうむらいりょうひつず)」


御常御殿二の間