小御所と御学問所の間に、蹴鞠の庭があります。
御学問所は、読書始めの儀や和歌の会など学芸関係の行事の他、臣下と対面する行事などにも使用されました。
御学問所の襖絵3点。
狩野永岳「十八学士登瀛州図」
岸岱「蘭亭ノ図」
原在照「岳陽楼図」
蹴鞠の庭の向かい側に、御池庭があります。
御池庭と御内庭はつながっています。
御内庭の向かい側に御常御殿(おつねごでん)があります。天皇の生活の場として使用されました。
御常御殿には3つの部屋があります。
上の間 襖絵は、狩野永岳(かのう えいがく)筆の「尭任賢図治図(ぎょうにんけんとちず)」
一の間 襖絵は、鶴沢探真(つるさわ たんしん)筆の「大禹戒酒防微図(たいうかいしゅぼうびず)」
二の間 襖絵は、座田重就(さいだ しげなり)筆の「高宗夢賚良弼図(こうそうむらいりょうひつず)」