言霊で自分を変える | サポートライター みけ の独り言

サポートライター みけ の独り言

電子書籍のはなし、文章のはなし、ことばのはなし、書く事、話すこと、ゆめのたねで喋っていることなど、言葉にまつわるいろいろなことを中心に、書いてみたいと思っています。

 

今回のテーマは「言霊で自分を変える」としましたが、意味するところは「自分を変えるために言霊の力を借りる」ということです。言葉と言わずに言霊と表現することで、(実際には同じと考えてよいのですが)「言葉で表現したものが現実になる」といった創造力を利用して、なりたい自分にステップアップしようということなんです。

自分をより良い姿、なりたい姿に変身させるためのツールとして言霊(言葉)がもつ創造力を駆使しようというわけですが、前回の内容で「言霊の力を鍛える」ためにどんなことに気をつければよいかを書きましたね。言霊の力が強くなれば、それだけ何事も実現しやすくなります。したがって、今回の内容は前回と前々回の内容をそのまま応用すればよいということになります。

では、どのようにして応用すればよいかですが、こんな風に考えてみたらどうでしょうか、「潜在意識を書き換える」というように。書き換えるでも上書きするでも、どちらでも構いません。変わればよいというくらいにしておいて、あまり重く考えない方が良いと思います。うまく行えは、勝手に変わっていきますから。

それじゃ今度は、勝手に書き換えられていくためにはどうすれば良いか、ですね。いつの間にか、勝手に潜在意識が書き換えられていたら、それも自分が望む方向に向かうようになっていたら、こんなラクなことはありません。そんな方法があるなら絶対に知りたい、こんな声が聞こえてきそうです。

どうすればいいかというと、毎日思い続ける、言い続けるということなんです。もちろん、ただ思い続けるだけだとか、言い続けるだけとか、それでは実現しません。行動が必要です。しかし、その原動力となる思いを持ち続けて、その思いを言葉に表して言い続けることを繰り返していけば、思うことの実現は近づいてきます。

ここで注意することが一つあります、しっかりと守ってください。それは、言葉で思いを表現した後、「でも無理だろうな」とか「実現は難しいだろうな」とか、余計なことを考えないこと。こんな思いを一緒に持っていたら、実現できることも難しくなって、本当に実現できなくなってしまいます。

また、思いを強く持っていたとしても、「する」より「しない」方がラクですから、どうしてもそちらのほうに気持ちが流れやすくなります。その結果、次第にモチベーションが下がってしまったら・・・、実現がどんどん遠くに行ってしまいませんか。

潜在意識から出てくるものって、自分が意識するしないに係わらず普段考えていることが出てきますので、いくら頑張っても普段から「ダメ」と考えていたら実現はしません。口先だけでどのような言葉を並べても、普段の思いのほうが勝ってしまうのが潜在意識の特徴です。

しかし、これを別の表現を用いると、ちょっと飛躍しますが「言葉ひとつで潜在意識もコントロールできる」ということになりませんか。だって書き換えることができるんですから。

潜在意識と聞くと、どうしても「自分では何ともできないもの」「扱いが非常に難しいもの」と考えてしまいがちです。でも、普段から私たちは言葉を使って物事を考えたり思ったりしていますよね。ですから、その言葉を常に使い続けて、声に出さなくても思念で構わないので思い続けていれば、少しずつでも潜在意識は書き換えることができるんじゃないですか。

外出先では無理ですが、自宅内なら思いを紙に書いていたるところに貼りだしておくのもひとつの方法です。あちこちにあれば、いつもどれかが目に飛び込んできます。そこで思いを新たにすることができれば、実現は近づくんじゃないでしょうか。