言霊と潜在意識 | サポートライター みけ の独り言

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電子書籍のはなし、文章のはなし、ことばのはなし、書く事、話すこと、ゆめのたねで喋っていることなど、言葉にまつわるいろいろなことを中心に、書いてみたいと思っています。

 

前回、少しだけ潜在意識のことに触れましたので、今回はそれについて言霊との関連から書いてみたいと思います。言霊って、物事を実現させる力があるというものでしたよね。そして。潜在意識もそれは同じです。そうなら、いったい何が同じで、何が違うのでしょうか。

共通していることは、時々思い出したように願うことを出してきても、それは実現する可能性がとてつもなく低いという事でしょう。なぜって、普段考えていることの方がはるかに大きいからです。時間的にも、気持ちの上でも、それは同じです。ずーっと長い時間「ダメだ、ムリ」と考えていて、時々「これじゃいけない、実現するんだ」と思い出してみたとしても、どっちの思いの方が強いかは一目瞭然でしょう。

どうすればよかったかというと、ずっと「実現する」と思い続けていればよかったのでしょう。実現するという思いを普段から持ち続けていれば、(言霊の力が働いたのか、それとも潜在意識の力なのかは別としても)本当に実現に向かって動き出していたんじゃないでしょうか。自分の気持ちも変わってきますので、何か行動を起こしていたでしょうし、必要な情報なども集まってきたはずです。

そう考えると、潜在意識は自分ではどうしようもないと思いがちですが、なぜそんな思いが潜在意識に入っているかと言えば、自分で入れてしまったからなんじゃないでしょうか。普段の思いがいつも間にか意識の中に刷り込まれて行って、何も考えていないつもりでも「ダメだ」なんて思っているんです。つまり、言葉(この場合は普段思っていること)は潜在意識を左右しているという事になりませんか。

書き込みができるのであれば、書き換えだって出来るのではありませんか。上書きと言ってもよいでしょう。自分にとって、よい方に変えてしまうことができるという事ですね。潜在意識の舵取りをするのは、そこに入れる言葉だと言えます。だったら、言葉を変えればうまくいくのではないでしょうか。

あるサイトに潜在意識tについて書かれている記事がありました。それによると、潜在意識にはいくつかの特徴があるようです。それによると、何度も繰り返して思ったり考えたりしたことが蓄積されるという性質があるのだとか。普段どんなことを考えているかが大事になってくるという、まさにその特徴ですね。

日頃の思いが潜在意識に入って、物事の実現に向けて力を発揮するということなら、何を入れるかが大事になりますが、それを決めるのは言葉、そして意思や思いを込めた言霊がその方向を決めるんです。そこまで分かれば、後はどうすればいいか分かりますよね。いつも思いを強く持って、自分を信じればよいという事でしょう。