電子書籍のメリット その4 | サポートライター みけ の独り言

サポートライター みけ の独り言

電子書籍のはなし、文章のはなし、ことばのはなし、書く事、話すこと、ゆめのたねで喋っていることなど、言葉にまつわるいろいろなことを中心に、書いてみたいと思っています。

 

今回も、電子書籍のメリットのお話です。といっても、「これ、書くか?」というような内容になっているかもしれません。しかし、これもメリットとして挙がっている事なので、書く事にします。

⑨汚れない

まあ、そうですよね。電子書籍はデータをパソコンやタブレット、スマートフォンなどの画面上で読むものですから、書籍自体が汚れるという事はありません。画面が汚れたり割れたりしていれば読みにくくなりますが・・・。この辺りは書き込みや付箋の機能とリンクしているかもしれませんね。

データ自体は改竄される事はありませんし、紙面が汚れることはないので文字が読みにくくなることもありません。紙の書籍なら保存状態によっては、紫外線などによって紙面が茶色に変色したり、破れたり、変な折り目がついたり、そういう事もありますが、電子書籍ではそんなことがありません。どこかのページを破って紛失することだって、絶対にありません。

暗ければバックライトを使って紙面を明るくすることも出来ます。この辺の機能は紙の書籍には無いメリットだと言えるでしょう

⑩読み上げ機能もある

昨今はオーディオブックの人気が高まってきているようです。忙しい人が本を読んだり学んだりする時間を確保する代わりに、音声で内容を再生して学んだりするためのツールです。こんなことが電子書籍でもできるんです。

もちろん、機械による再生です。オーディオブックの様に俳優さんや声優さんなどのプロが読み上げてくれるわけではありませんので、時には「?」という事があるかも知れません。それでも、自分で読むことを考えると、ずいぶんハードルが下がるのではないでしょうか。

⑪サブスクなどでは読み放題

毎月一定の金額を支払うことで読み放題ができるということですね。これは購入することと比べると、結構安上りな方法です。一定の期間、といっても自分が読んでいる間だけですが、借りてきて手元に置いて読んでいるといった感じでしょうか。

手元に借りておける冊数には限りがあるようですが、そうそう多数の電子書籍を自分が抱えていても、読まなければ意味がありません。ですから、必要最小限にすることも出来ますし、空き時間に何冊も読むためにまとめて手元に置くという人もいるでしょう。この辺りはそれぞれの人が自分に合ったやり方で良いと思います。

⑫同じ本を何度も買ってしまうミスがない

読んだ書籍の内容をしっかりと覚えていないとか、キチンと活用できていないとか、積読状態になっているとか、そんな理由なのだろうなと思いますが。こんなになっている人はいませんか。私は何度もやらかしました。

言い訳かもしれませんが、紙の書籍の場合には改訂版が出たりリニューアル(文庫本用に加筆訂正されてタイトルも変更されていたり)することがあります。そうなると、よい本だと思って購入して帰宅したら、既に所有している本の改訂版だったなんていうことになるんです。

この辺りも、電子書籍であれば購入したものがあればそれだけを覚えておけばあとはサブスクの形で入手して、読み終わったら返却すれば問題ありません。この辺りの管理がしやすいのは、電子書籍のメリットでしょう。必要ならそれに応じて同じものを何度も借りることで解決が出来ますから。


電子書籍のメリットを数々挙げて来ましたが、紙の書籍と比べると扱いやすいという点で電子書籍の方が一歩リードしているように感じます。とはいっても、何から何まで優れているとは思いません。話題に上ることが少なかったとしても、デメリットだって出て来るはずです。

次回はそういった話を書こうと思います。