第2回信濃追分ホンモノ市 
10月 9日 10時から16時
   10日  9時から15時
軽井沢追分宿「油屋」の庭とギャラリー


信濃追分は、戦前、軽井沢のような宣教師や有力者の保養地ではなく、むしろ学生の勉強場所でした。
有名な「油屋」旅館は、堀辰雄が、立原道造が夏を過ごした場所です。加藤周一も勉強のため来ていたようです。
 しかし「油屋」旅館は3年前に廃業していたのです。有志の協力で、新しいスペースとして生まれ変わる一環としてのホンモノ市です。

http://www11.plala.or.jp/colony/1110_honmono.html





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10月15日 長田弘さんの講演「本は大事なものを思い出させる」

長田弘さん(詩人)には昨年秋に「本は語りかけてくる」というテーマで「本」はただの「もの」ではないというお話をしていただきました。訥々と語るその丁寧な話し口と内容は感動的でした。好評にお応えして今年も長田弘さんに、本・読書・言葉についておはなしいただきます。(主催者より)

参加費:無料 [要予約]/場所:「油や」ギャラリー(旧中山道・追分宿)/定員:80名

お申込み:「本のまち・軽井沢」事務局(Telの場合)、またはJPIC(Fax/ 郵便の場合)、あるいは、「本のまち・軽井沢」HP、JPICのHPからの申し込みも出来ます。(詳細は、サイトを)

その他、多彩な行事が、秋の高原で開かれます。



http://ecomu.info/honnomachi/event.html

10月9.10日 ホンモノ市&キノコ祭り(追分、元油屋旅館にて)

堀辰雄、立原道造らが滞在した追分・油屋は、3年前に廃業しましたが、
建物を、ギャラリー、アトリエなどに再生するプロジェクトがはじまっています。

後記;その後、長田弘さん、亡くなりました。
 本の町の中の平安堂軽井沢店も閉店、残念な事です。
 油屋は 信濃追分文化磁場油や として活動中です。
ルリユールの本棚
展示と講演のお知らせ
第52回『東京名物 神田古本まつり』企画

ルリユールの本棚 2011年10月27日(木)~11月3日(木)
東京古書会館2階展示室 11:00~18:30まで
(最終日 ~18:00)
現代作家による創作ルリユール作品の展示とともに、西洋の製本の歴史や、使われる素材・技法の紹介など、書物のもつ多彩な魅力をご紹介いたします。
(入場無料)
古書店との共催との事で、ルリユール作品の原本が見事に探し出されて展示してありました。

講演「フランスの美術装丁・人との出会い」 大家利夫(指月社社主)
10月31日(月) 14:00~15:30 東京古書会館地下ホール
大家氏は、フランスで製本を学び始めて、今年で40年となります。
(大家氏自身は、フランスでいつ学びはじめたかを書いてはおられないと思う。当時フランスに渡った大家青年は、製本が習える場所がわからず、その時代に著名な日本の図書館関係者に手紙を書いた。これには十分な答えができなかったと思われるが、その後しばらくして、大家青年自身で、この学校で勉強中であるという手紙を再度寄せたとの事である。これに感激した図書館関係者(植村長三郎氏)が、日本図書館協会の機関誌である『図書館雑誌』にコラムを書いた。当時、図書館員であった筆者はこの号を読み保存していたのです、その後筆者が大家氏にお目にかかるまでには、20年近い年月が流れるのだが)

大家氏にしか語れない貴重なお話でした。

入場無料

共催:東京製本倶楽部 http://bookbinding.jp/
    神田古書店連盟


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あるブログでこれに触れていたのを見て、しばらく資料を探して見ました。
(とりあえず日本語資料のみ, 英語やフランス語で検索しても、いくつかの本を見ても
社会史的に書いたものが見つからないのでした。)

栃折久美子さんが、「製本工房から」冬樹社 1978で、次のように書いている。

本の背をかがるときに使う「かがり台」が、貴族の娘の嫁入り道具の一つだった時代もあったと聞いています。(p155)

さらに古く、岩佐東一郎は、「書痴半代記」東京文献センター 1968(ウエッジ文庫 2009再刊)で
北村初雄 の項で次のように書いている。岩佐は荒地派の詩人とばかり思っていたが、堀口大学に私淑して書痴だった。

(堀口大学先生から)
ぼくが若いころに伺った話の一つに、フランスでは良家の令嬢の結婚準備の中に欠くべからざることは、製本術の習得があるそうだ。結婚してから、夫君の愛読書や蔵本を過程で立派に製本して書棚に納めるのが、妻の役目という。革装、布装、クロース装というように内容に応じて造本するのだ。だから、嫁入り道具の中には必ず製本用具材料が含まれている。(ウエッジ文庫版 pp33-34)

しかし、昭和16年(1941年)の「製本の輯」には次の図と説明がある
(かがり台の右側の支柱がこの図では消えてしまっています、追って正しい画像と差し替えます)



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(改題版 「図解製本」名著普及会 1979)
縢台 西欧ではなかなか凝ったものが使はれた
家庭什器の一であり嫁入道具の一であったればこそと頷かれる (名著普及会版 第22丁)

しかし、この言葉は、口述者 上田徳三郎 筆録者 志茂太郎 図解者 武井武雄 の誰のものか
判然としない。どうも武井武雄のように感じられるが。確証はないのです。

もう2冊、紙を折って綴じてみました。

これは3冊のパンフレットをつないで1冊にしたく
そのための試作品です

ロングステッチのやり方の一つで
ボタンホールステッチ と キーススミスが名付けたものです
 Keith Smith の Non-adhesive binding に出てきたのですが

3月10日に京都で、ルリユールダール 日本文化としてのルリユール展に
出品されていたものがとても美しかったのです
キーススミスの作品は、面白いが美しいものは少ないです

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これは試作品です
バウハウス自体は、もうないのですが、
いくつかバウハウスを継ぐ団体があるようです

その中の一つが出している毎年の日記(2010年版が特に良いです)
をまねして見ました
中身は、無印のノート(バインダーに綴じこめる形です)
「組み合わせて使えるノート」(植林木ペーパー)
 二つ穴が開いているのが、この使い方で無意味ですけど

中身と表紙を5度の角度で切ってあります。
開いた状態で立つ(デスクで使える)
ノートとして持ち運べるというのが味噌です
実際にデスクに立てるかはちょっと別だろうと思われます

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すでに終わってしまったが、4月24日まで東京国立博物館でやっていた
キリシタン ミサとオラショ展を見て来ました

NHK第1ラジオ、日曜朝8時の「音楽の泉」でこれについての放送をしていたからです。
1600年頃の、キリスト教日本布教時代に、グレゴリオ聖歌が持ち込まれ
その後の日本の音楽に影響があったという放送内容でした。

「サカラメンタ提要」が展示されていたのですが、上智大学キリシタン文庫所蔵の
保存の良い本でした。印刷機は、天正少年遣欧使節が帰国時に持ち帰ったもので
長崎で印刷されたものです。この本自体は何点か残っているようで、重要文化財にもなっていませんでした。
製本は、日本人がしたのでしょうか。(日本人の印刷者がいたことは分かっています)
印刷の紙もポルトガルから持ってきたのでしょうか。わからない事ばかりです。
表紙の素材は革です。ベラムではありませんでした。

小口が赤く染めてあるきれいな書物でした。

グレゴリオ聖歌の楽譜が19曲載っていて、日本に入っていた文献的な証拠になります。
少年使節も、ローマで音楽を演奏したりして感心されたようなので、日本に教会音楽が入っていた事は
明らかだとも言えますが。

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「活版印刷人 ドラードの生涯」青山敦夫著 印刷学会出版部 2,100 円(本体 2,000 円+税)
bunkamura で見てきました。
「地理学者」の後ろの棚の上に平積みしてある書物の一部は
リンプベラム製本と思われます。
17世紀オランダですから、あって当然かと。
当時、簡易製本だったので、無造作に平積みしてあると思います。
(絵の実物は、暗くて小さくて、はっきりわからない。皮肉な事に駅に貼ってある
大きなポスターで、赤いリボンまでわかりました)
つい、何を見ても「書物」と製本方法を探してしまいます。

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世田谷文学館(京王線芦花公園)で開催中です

mixiで教えてくれた方がいたので、行ってきました
これは、「ルリユールおじさん」のモデルとなったパリの製本職人が
いせさんのために、作った総革製本の、フランス語版 Sophie et reliuer ??
が展示されているという事でした

私は、この本をすでに一度見ています
ジュンク堂池袋店での、いせひでこさんのトークの時に見せていただいたのです

満員のお客さんで、私の所には、箱しか回ってきませんでした

本は今回確認しましたが、総革で、
表紙にもタイトル押し
モザイクでソフィーの姿が。服は革のモザイクそのままで、髪の毛は描いてあるようでした
そこに水玉模様のように、各色、もしくは空押しで、丸の模様が入っています
なかなか良い感じです。

もちろん背にもタイトルが

花切れは、角度としては見にくかったのですが
編んであるのかな
表紙に溝はありませんので、「綴じ付け製本」(パッセカルトン)だと思います。
しかし、ジュンク堂で見たスリップケースの細部の仕上げは、どう言ったらいいか、栃折久美子ルリユール工房ではありえない、雑な感じでした。(表面はきれいですが、折り返しが不揃い)
また、箔押しタイトルも、私の技量とたいして変わらないものでした。
高齢のためか、フランスの町の職人の仕事としては当たり前なのかも知れないです。
(この稿、まったくの私見にて、「ルリユールおじさん」、伊勢英子さんをおとしめるものではありません)
紙を綴る愉しみ 製本入門編

西洋の伝統的な職人技術“手製本”。作ってみたいけれど、作り方がわからない。どのような道具や材料が必要なのかわからない…という方に最初の一歩となる「紙の方向性」「糊」そして「本の構造」についてのレクチャーから始めます。世界に1冊だけのオリジナル製本を作る事によって、紙を綴る愉しみを体験しましょう。出来上がった作品を手にした時の感動はあなただけのものです。

<受講料・維持運営費>
3ヵ月3回18,900円(入会金別)

<持参品>
製本用具一式(カッター、のりなど)筆記用具※詳細は講座時説明

<教材費>
講座時説明(作品ごとに材料費として1,050~3,150円)

講師:金野聡子(Paper Conservation & Bookbinding Studio 岩手県大船渡市)
第2土曜日:13:00-16:30
2011年4月9日、5月14日、6月11日

問い合わせ先/河北TBCカルチャーセンター・エスパル教室
http://www.culture-ktc.co.jp/

【本部・エスパル教室】
  〒980-0021
  宮城県仙台市青葉区中央1丁目1-1 
  仙台ターミナルビル5F(エスパル)
  電話 022-266-2272(代表)
  FAX 022-266-4261

 【受付時間】
  日曜・祝日を除く毎日10時~19時
  休講日 10時~17時

金野さんは、イギリスで紙修復、製本を学んで来られた貴重な方です。

この講座は3月の大震災で、仙台エスパルも被災し、金野さんご自身も被災されたため、中止となってしまいましたが、2012年に再開されました。